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銀杏が見事でしたよ
おはようございます。うみです。
12月中には絶対に原稿を仕上げないといけないので、11月29日~12月6日までエッセイ以外の創作の更新をお休みさせていただくことにしました。
以前だったら並行して出来た作業ですが、親の病院付き添いも増え、仕事が決算期なこともあり、これはどちらかに集中しないと駄目そうです(^0^;)
その間、エッセイは毎日更新しますね。小話は書きたいな!
読者さまとのオフ会が、29日と5日にあるので、その様子もバーチャルオフ会というスタイルで共有させてください💕
昨日は長女が入っているインカレの、学祭での管弦楽コンサートに行ってきました。
生憎の小雨と曇天、
気温10℃以下と寒かったのですが、銀杏が本当に綺麗でうっとりしましたよ。
学び舎と銀杏って似合いますね。
沢山の屋台が並んでいました。
色づき方も様々で、それが奥行きを出しています。
1923年に生まれて1935年に死んだハチ公は今年で生誕100周年。
ハチ公記念ラーメンというのを生協の学食で食べましたよ。
蒲鉾がハチ公を抱っこする飼い主なんですね。可愛い!
ハチ公が好きだったという焼き鳥入りだそうです。
管弦楽のコンサートも素敵でした。
若い人たちが真剣に取り組む姿って良いですよね。
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【成城石井で見つけた英国紅茶】
パッケージにキュン!
英国情緒溢れていますよね!
900円弱だったかな?
すごく飲みやすいまろやかで香りのあるお紅茶。
これデイリーにオススメです。40杯飲めますからね💕
私のモーニングティーです!
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小話の続き
「想、どうした? 眠れないのか」
「ん……ちょっと胸が痛くて……」
えっ? 慌てて隣で眠る想を抱き寄せた。
「熱が出たのか」
おでこに手をあてて確かめるが冷たかった。
「熱はないな。胸が痛いって喘息の発作か? 吸入器を持ってくるか」
「ううん、そうじゃなくて……あれが……どうも心配で眠れないんだよ」
切なそうに訴えてくるが、俺には想の言う「あれ」の意味が分からなかった。
くそっ、まだまだだな。
大切な人の気持ちを掴めないなんて。
「想の心配事はなんだ?」
「……もも……」
「もも?」
「桃尻のことなんだ」
「はぁ?」
あー 宗吾さんから分けてもらった奴か。
「あれがどうした?」
「やっぱりあれは持ち主にお返しした方がいいんじゃないかな」
か、可愛い! キュンキュンする。
優しい想らしい可愛い心配。
あー もう俺の恋人は最高だ。
「うんうん、そうか、そうだよな、これバッチリ『すいしゃんのももおちり』って名前入りだもんな。でも、すいさんって誰だ?」
「宗吾さんに確認して、この美尻の持ち主にお届けしたいんだ。しゅーん、付き合ってくれる? 駿とお揃いは嬉しかったんだけど、人のお尻というのが……気が引けて」
「そうだよな。よし、今度の週末に届けにいこう」
「ありがとう。駿、大好きだ」
もみもみ。
「あの、どうして……そこ触るの?」
「んー 俺の桃尻だからさ!」
「えっ、僕はそんな……あぁ……駄目だって、変になっちゃうよ」
その晩、夜中にスイッチが入ったオレは、週末のみという掟を破って、想を抱いてしまった。
そして翌日、宗吾さんから桃尻の送付先を聞いた。
「なんだ、小森くんの師匠の方だったんだね。翠さんか……お綺麗なお名前だね」
「あぁ、そうだな。北鎌倉の寺のご住職さまだなんてな。この桃尻の持ち主はきっと美しい僧侶なんだろうね」
ちょっと見てみたいな。
「せっかくだから、直接届けに行くか!」
「え? いいの?」
「行こう行こう! いざ鎌倉へ!」
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「クシュン、クシュン」
「ご住職さまぁ、ティッシュですよ」
「ありがとう。なんだろう? 急に鼻がムズムズしてきたよ」
「それは鼻血の前兆ですかぁ」
「……小森くん、僕に限ってそれはナイよ」
続く🎵
今日も小さな幸せが見つかる良い日でありますように🍀
仕事行ってきます!
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