841人が本棚に入れています
本棚に追加
オフ会レポ＆原稿集中期間突入＆小話
おはようございます。うみです。
予告通り今日から12月6日まで春庭同人誌の原稿に集中してきますね。
『幸せな存在』と『忍ぶれど』の再開は12月7日以降になります。
どちらも気になる所なのに、ごめんなさい。
少しお休みしてまたしっかり更新していきますので、お休み期間も応援していただけたら嬉しいです。
こちらのエッセイは通常通り更新しますので、よかったら遊びにいらしてくださいね。
ちょっとした小話も随時掲載していく予定です。
＊＊＊＊
今年のクリスマス支度
毎年一つクリスマスの飾りを新たに購入しているのですが、今年はこれにしました。生協のカタログに載っていたタペストリーに一目惚れしちゃいました。
ニットと染め物
温かみがあってグッときました。
実際に届いたものがこれです。可愛い～
我が家の今年のコンセプト、ほっこりハートフルクリスマスにぴったり。
大きな靴下でいっくんが隠れん坊
「もういいかい？」
「もういいよー あのね、いっくんくつしたのなかにかくれてるのー」
「くすっ」
そして昨日なんとか出せた我が家のクリスマスツリー🎄150ｃｍの高さです。
昔は娘が見上げていたのに、今は見下ろしています。長女、次女ともに164ｃｍもあります。
私が160ｃｍなので、見事に抜かされましたね～
そして今日は待ちに待った読者さんとのオフ会です。
紅葉の北鎌倉の写真撮ってきますね。
遠方で参加できない方ともバーチャルオフ会気分でエッセイをまた更新しますね。
今日は北鎌倉なので、このぬいちゃんたち連れて行きますよ。
こもりんの位置が微妙ですが🤣パンパンだわ！
＊＊＊＊
小話の続き
「想、支度できたか」
「ん、ちょっと待って……確かここに」
「何、探してんの？」
想が背伸びして、クローゼットの上に手を伸ばしている。
「これ？」
「あ、その横の紅葉柄の箱」
「これか」
「うん！」
何をするのかと思ったら、今日持って行く『すいしゃんのももおちり』を箱に詰めだした。
「お寺のご住職さまのお尻を、剥きだして持ち歩くのは失礼だよね」
「お、おう」
なんか想って可愛いよね。
確かに想のお尻を剥きだして持ち歩くなんて、出来ない。
箱入りで持ち歩きたいよな。
「駿？ 聞いてる？」
「あ、あぁ」
「あ、あのね、言っておくけど……これは僕のお尻じゃないからね」
「ぶほっ、想、また触りたくなる～」
「あ、駄目だって。スーツに皺がついちゃう」
「ううう、我慢する」
「くすっ、駿、その……夜ならいいよ」
そこにインターホンが鳴る。
「誰だろう？」
宅配便だった。
「想の実家からだけど、京都からの発送になっているぞ」
「あ、お父さんとお母さん、京都の紅葉を観に行くって」
開けてみると、大量の『おじゃり餅』が入っていた。
「これ僕が好き和菓子だよ。あんこがいっぱいで美味しいんだ」
「へぇ、そうだ、あんこといえば月影寺の小森くんだな。少しお裾分けしようか」
「いいね。食べきれないし持って行こう」
さぁ今日は優しくて可愛い想と、秋の鎌倉デートだ。
俺たちは江ノ電に乗って鎌倉駅に。
想の体調も考えて、横須賀線で北鎌倉駅に向かった。
北鎌倉のホームには女性のグループが沢山いた。
「すごい人だね」
「紅葉シーズンだからな」
「みんな楽しそうだね」
「俺たちも楽しそうだ」
「うん、僕……神社仏閣巡りは好きだよ。もっと好きなのは駿とのデートだけど」
「想～♡」
いざ月影寺へ！
＊＊＊＊
函館、葉山フラワーショップ
「ヒロくん、潤くんからお届けものよ」
「なんだ？」
開けてみると、林檎のフレッシュな香りがした。
「おー 長野の林檎か。つやつやで引き締まっていて旨そうだな」
「本当に美味しそう。沢山もらったからお裾分けだってカードに書いてあるわ」
「潤のヤツめ、嬉しいことを」
ん、白い封筒も入っているぞ。
なんだろう？
封筒には解読不能な文字が並んでいた。
まだ文字が書けない、いっくんからだ。
でも何かを伝えようとしている気持ちが伝わってくる。
封筒からぽろんと出てきたのは、『すいしゃんのももちり』？？？？
な、なんだ、これ。
ぷよぷよしていてかわいいな。
「何が入っていたの？」
「これだよ、かわいいなぁ」
「ふふ、優美のお尻みたいで可愛いわね」
「あぁ、俺もそう思った。手紙が入っていたんだけど読めるか」
「えっとね、あぁこれは『しあわせおまもり』なんですって」
「流石みっちゃんだな」
「子供の扱いは得意よ」
これは御守りか。
桃といえば『子孫繁栄』
よし、頑張るか。
と、変なスイッチが入った。
しかし……まじまじと見て少しだけ心配になった。
いっくん、これ……もしかして瑞樹にも送ったのかな？
俺の家はこれで済むが、これを宗吾が見たら、アイツ、ヘンタイだから変なスイッチが入らないか不安だ。
＊＊＊＊
「ハックショーン」
「宗吾さん、お風邪ですか」
「いえ、急にむずむずしてきた。さては誰かうわさしてるのかな」
「えっ……そんな、宗吾さんは僕の宗吾さんなのに……あぁ、でも宗吾さんはモテるから誰かが……」
瑞樹が斜め上の方向に進み出したので、ニヤニヤしてしまった。
あー 可愛いなぁ。
もっと食べたくなる。
続く～
今日もよい1日でありますように🍀
2023/11/29
ニットと染め物
温かみがあってグッときました。
実際に届いたものがこれです。可愛い～
我が家の今年のコンセプト、ほっこりハートフルクリスマスにぴったり。
大きな靴下でいっくんが隠れん坊
「もういいかい？」
「もういいよー あのね、いっくんくつしたのなかにかくれてるのー」
「くすっ」
そして昨日なんとか出せた我が家のクリスマスツリー🎄150ｃｍの高さです。
昔は娘が見上げていたのに、今は見下ろしています。長女、次女ともに164ｃｍもあります。
私が160ｃｍなので、見事に抜かされましたね～
そして今日は待ちに待った読者さんとのオフ会です。
紅葉の北鎌倉の写真撮ってきますね。
遠方で参加できない方ともバーチャルオフ会気分でエッセイをまた更新しますね。
今日は北鎌倉なので、このぬいちゃんたち連れて行きますよ。
こもりんの位置が微妙ですが🤣パンパンだわ！
＊＊＊＊
小話の続き
「想、支度できたか」
「ん、ちょっと待って……確かここに」
「何、探してんの？」
想が背伸びして、クローゼットの上に手を伸ばしている。
「これ？」
「あ、その横の紅葉柄の箱」
「これか」
「うん！」
何をするのかと思ったら、今日持って行く『すいしゃんのももおちり』を箱に詰めだした。
「お寺のご住職さまのお尻を、剥きだして持ち歩くのは失礼だよね」
「お、おう」
なんか想って可愛いよね。
確かに想のお尻を剥きだして持ち歩くなんて、出来ない。
箱入りで持ち歩きたいよな。
「駿？ 聞いてる？」
「あ、あぁ」
「あ、あのね、言っておくけど……これは僕のお尻じゃないからね」
「ぶほっ、想、また触りたくなる～」
「あ、駄目だって。スーツに皺がついちゃう」
「ううう、我慢する」
「くすっ、駿、その……夜ならいいよ」
そこにインターホンが鳴る。
「誰だろう？」
宅配便だった。
「想の実家からだけど、京都からの発送になっているぞ」
「あ、お父さんとお母さん、京都の紅葉を観に行くって」
開けてみると、大量の『おじゃり餅』が入っていた。
「これ僕が好き和菓子だよ。あんこがいっぱいで美味しいんだ」
「へぇ、そうだ、あんこといえば月影寺の小森くんだな。少しお裾分けしようか」
「いいね。食べきれないし持って行こう」
さぁ今日は優しくて可愛い想と、秋の鎌倉デートだ。
俺たちは江ノ電に乗って鎌倉駅に。
想の体調も考えて、横須賀線で北鎌倉駅に向かった。
北鎌倉のホームには女性のグループが沢山いた。
「すごい人だね」
「紅葉シーズンだからな」
「みんな楽しそうだね」
「俺たちも楽しそうだ」
「うん、僕……神社仏閣巡りは好きだよ。もっと好きなのは駿とのデートだけど」
「想～♡」
いざ月影寺へ！
＊＊＊＊
函館、葉山フラワーショップ
「ヒロくん、潤くんからお届けものよ」
「なんだ？」
開けてみると、林檎のフレッシュな香りがした。
「おー 長野の林檎か。つやつやで引き締まっていて旨そうだな」
「本当に美味しそう。沢山もらったからお裾分けだってカードに書いてあるわ」
「潤のヤツめ、嬉しいことを」
ん、白い封筒も入っているぞ。
なんだろう？
封筒には解読不能な文字が並んでいた。
まだ文字が書けない、いっくんからだ。
でも何かを伝えようとしている気持ちが伝わってくる。
封筒からぽろんと出てきたのは、『すいしゃんのももちり』？？？？
な、なんだ、これ。
ぷよぷよしていてかわいいな。
「何が入っていたの？」
「これだよ、かわいいなぁ」
「ふふ、優美のお尻みたいで可愛いわね」
「あぁ、俺もそう思った。手紙が入っていたんだけど読めるか」
「えっとね、あぁこれは『しあわせおまもり』なんですって」
「流石みっちゃんだな」
「子供の扱いは得意よ」
これは御守りか。
桃といえば『子孫繁栄』
よし、頑張るか。
と、変なスイッチが入った。
しかし……まじまじと見て少しだけ心配になった。
いっくん、これ……もしかして瑞樹にも送ったのかな？
俺の家はこれで済むが、これを宗吾が見たら、アイツ、ヘンタイだから変なスイッチが入らないか不安だ。
＊＊＊＊
「ハックショーン」
「宗吾さん、お風邪ですか」
「いえ、急にむずむずしてきた。さては誰かうわさしてるのかな」
「えっ……そんな、宗吾さんは僕の宗吾さんなのに……あぁ、でも宗吾さんはモテるから誰かが……」
瑞樹が斜め上の方向に進み出したので、ニヤニヤしてしまった。
あー 可愛いなぁ。
もっと食べたくなる。
続く～
今日もよい1日でありますように🍀
2023/11/29
最初のコメントを投稿しよう！