北鎌倉オフ会2

1/1
前へ
/1376ページ
次へ

北鎌倉オフ会2

おはようございます。うみです。 昨日は読者さまとオフ会をしてきました。 沢山寄り添っていただけて、ものすごく元気をいただけました。 本当にありがとうございます。 日常の更新もしたい勢いですが、まずは同人誌の原稿を仕上げてきますね。 昨日の北鎌倉バーチャルオフ会の続きです。 なかなか関東の方としかお会い出来ないですが、また来年関西に行くと思うので、その時は関西の読者さまともお会いしてみたいです。会ってくれる人がいればですが(*^o^*) 小さな楓 いっくんのおててみたい😇 a9dd1ee5-ae7a-4dab-9862-87aab18d7873 秋の山 翠が月影寺から毎日見ている景色かな。 a6e60aa8-c8f9-4af7-958b-feb77a647a50 昨日のランチのお店のリーフレットがとても素敵でした。 右のは流と翠の色。 左は瑞樹の樹 私の脳内はいつも創作能ですね。 a9a6ac8f-8253-46a0-af85-40a5acfa70a7 昨日お会いした読者様が勿忘草色のコートを着ていらして、海里先生が柊一にかけてあげたブランケットみたいだねとか、読者さまの時計のバンドが翠と流の色の二色だとか、 盛り上がりました。 葉先生の美術館で130円のおみくじを引きました。 Happyくじっていいですね。名前が。 36286e0b-638b-48e6-83ce-9fd298b4bfff 私はこれでした。 まさに今ですね。思い切って定期更新をお休みしているので、納得です。 そうそう皆さん心配しているのでは、ちゃんとこもりんのあんこ食べさせましたよー! 『花仙』で白玉ぜんざいを。 あんこのお味が本当に良いです。 c2953a3d-3763-45b0-80b7-6864354b2f3b もちろんお土産にも💕 12182293-6e97-4f0a-b9ec-72c724132a5f 楽しい1日でした。次は5日に第二弾を。 お天気がちょっと心配なんです。 晴れますように! 恒例のお土産交換もしました! ありがとうございます🥰 110cdd15-e739-4e46-8d4a-54c8ed9bbcbe しろつめくさのハンドタオル。 ラウンド型も可愛いです。 瑞樹ちゃん大喜びですよ💕 d10f5d58-2723-4817-8b89-66ceec4dbe8b いっくんのクリスマス いっくんにそっくりのくまのクッキー 1a77bbfa-ef92-46fa-8041-1ccbd5a58d6e さぁ小話の続きを😁 **** 「想、大丈夫か」 「……ハァハァ」 「やっぱり駅からタクシーに乗れば良かったな。こんな急な坂道だとは」 「……少し休めば大丈夫だよ、心配かけてごめん」 「せめて水を持ってくれば良かったよ、自販あるかな?」 「ん……」  月影寺への道のりは険しかった。  呼吸器が弱い想は息が上がって、月影寺の山門の下で座り込んでしまった。   「あのぅ、なにかお困りでしょうか」  そこに優しい声が振ってくる。  振り返ると、小坊主姿の可愛い男の子が立っていた。  まるで仏様のように後光がさしている。 「君は小森くん! ちょうどいい所に」 「わぁ、駿くんと想くんではありませんか。ようこそ! あ……想くん具合が悪そうですね」 「息があがってしまって……悪いけど……お水を一杯もらえるかな」 「今、お持ちしますね。あ、そのお荷物お運びしましょうか」 「そうだな、俺は想を抱き上げるから、荷物を持ってくれ」 「はい、では一緒に本堂へ、横になれる場所がありますので、そこにお水をお持ちしますね」 「あ、それ、手土産だから皆さんでどうぞ」 「くんくん、察します、これは、ズバリ『あんこ』ですね」 「くすっ、うん、そう、君が好きだと思って」 「わぁい、では!」  そんなわけで俺は想を抱きあげて、山門に続く石段を登った。 「しゅーん、はずかしいよ」 「大丈夫だって、ここは安全な場所っぽい」 「ん……」  そのまま通された客間で、想は水を飲ませてもらい、少し休むとすぐに元気になった。 「ごめんね」 「大丈夫さ、最近残業続きで疲れていたんだよ」 「……そうかもしれない」  そこに再び小森くんが登場する。 「あのあの、具合が良くなられたのなら、甘いものでもいかがですか。あんこは正義です」 「くすっ、うん、いただこうかな」 「では、あちらへ。ご住職さまもご挨拶したいと申しております」  通されたのは、更に奥の客間だった。  立派な部屋で畏まってしまう。  そこに上品なお香の香りと共に、ご住職さまが登場された。  こんな美しい僧侶は見たことがない。  思わず見惚れてしまった。 「はじめまして。月影寺の住職、張矢翠です。小森くんの友人だそうですね。いつも風太が大変お世話になっております」 「あ、こちらこそ。俺たちは菅野の高校の同級生なので、その縁で。青山駿と白石想です」 「あ、じゃあ由比ヶ浜高校ご出身ですか」 「そうです」 「息子が今通っています」 「え? じゃあ後輩になるんですね」  和やかな雰囲気で話し込んでいて、はたと気づいた。  俺たちここに何をしにきたんだっけ? 『すいさんのももおちり』を返納するためだ。 「想、あれどこいった? 出すならこのタイミングじゃ?」 「そうだね。あれ? どこだろう?」 「あー さっき小森くんに渡した菓子の袋の中じゃ」 「あ、そうかも!」  背筋を伸ばして涼やかな笑みを称えていた翠さんが、怪訝そうな顔で見つめてくる。 「どうかされましたか」 「え、いや、その……」 「何かお困りでは?」 「えっと……」  なんとも説明しにくいな。  いきなり初対面で『尻』を届けに来たというのは、ちょっと。  いや、かなりのドン引きだろ。  現物がないと説明しにくい。    そこにすっと襖が開く。 「ご住職さまぁ、お茶とお菓子をご用意しました」 「ありがとう。お出しして」  小森くんが机の上に置いた皿には……  た、大変だー! b373362b-c468-464d-adfb-7a660a5a200f   (読者さまが撮影して下さった画像をお借りしました😁) 今日も小さな幸せが見つかる良い日でありますように。 私は母の病院の付き添いです。 今日は皮膚科とリウマチ科と呼吸器内科と3科回るので長丁場。 がんばってきますね!
/1376ページ

最初のコメントを投稿しよう!

841人が本棚に入れています
本棚に追加