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日曜日
おはようございます。うみです。
日曜日ですが、いつも通り早起きしました。
ダンナさんが4月から部署移動で、今日は大雨警報が出ており対応のため出社になりました。先週は夜勤もあり、体力的にも心配💦
関東は大雨で土砂災害の被害も出ていて心配です。読者さまも、どうかお気をつけてお過ごしください。
私は大人しく、家で過ごします。
昨日は『重なる月』の9万スターにお祝いをありがとうございます。
これは冒頭……プロローグを名刺にしたものです♡
主人公の『洋』視点です。
輪廻転生でこの世に生まれ変わった洋が、探し求めていたパートナーと出会って……という話ですが、生まれた時には前世の記憶がないので、大切な相手を探していることすらも知らないのです。
そして、こちらは昨日作った17文字SSです💓
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#飛行機を17文字以内で表現する
人差し指
空に白線を描いて
会いに行く
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私は17文字SSが好きです。
絞った文章でどこまで気持ちや情景が浮かぶか。
心がけています。
いつも文章を書く時……思うことは
情景が浮かぶ文章を書きたい。
感情が宿る文章が書きたい。
難しい言葉の説明よりも、人の心優先で書いています。
私の書く文章が、読んで下さる人の心の琴線に触れて……登場人物に感情移入し、泣いたり笑ったり切なくなったりと心を揺さぶることが出来たら……嬉しいです。
おまけ
17文字SSから連想したお話です♡
ランドマーク 瑠衣と雪也です。
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「るい、るい、みて!」
「雪也さま、どうされたのですか」
「お空をみて!」
お屋敷の窓から空を見上げていた幼い雪也さまの瞳が、キラリと輝いた。
一緒に空を見つめると、夏の爽やかな青空に1本の白線が描かれていた。
「おそらに、おえかきしている人がいるよ」
「あれは飛行機雲というのですよ」
「ひこうきぐも?」
雪也さまは不思議そうな顔をされた。
だから僕は幼い雪也さまの手を取って、人差し指を右から左へ動かして、白線をなぞってあげた。
「雪也さまも、ほら描けましたね」
「わぁ~ まほうをつかったみたい。あっ、あそこにヒコウキがみえるよ。るいのすきなところに、つれていってあげるよ」
「くすっ、ありがとうございます」
「ほんとうだもん、ねっ、どこがいい?」
雪也さま……
「では……ロンドンに飛んでいきたいです」
「いいよ! ぼくがつれて行ってあげる! るいとロンドンにいく!」
「はい!」
……
そうか、いつかの夢は叶ったのだな。
雪也さまと、僕はロンドンにやってきた。
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