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翠流SS① 妄想は楽しい
おはようございます。うみです。
ここ数日家族の用事や仕事でバタバタだったのですが、今日からお盆休みです。と言っても……どこにも行きませんが。
なので、いつも通り……創作を楽しもうと思っています。
『推しの受けくんトップ3』投票アンケートが15日締め切りなので15日の午後結果発表できるのが、楽しみです。
現在45名の方が投票して下さっています。お忙しい中、時間を割いて下さってありがとうございます。
私のプロフィール画面がら飛べますので、まだの方がいらしたら、ぜひぜひ。
https://estar.jp/users/159459565
それから昨日はありがとうございました。
少し後ろ向きでごめんなさい。
過去にもいろいろあったので、少し沈んでいました。
でも、皆さんからの優しさが本当に嬉しくて、ほっこり元気になりましたよ。これからも、ワクワクドキドキ、ほっこりな『うみワールド』でいたいです。いつもありがとうございます。
楽しいこと沢山作っていきたいです。よかったらお付き合いください。
ではお盆休みということもあり、今日から3日間は『翠と流の温泉旅行』の覗き見にお誘います(笑)
この前100均で購入した背景ボードで、しばらく遊びますよ。
ミニチュアのパーツを足したり、画像加工で光を加えたりしました。
重なる月 https://estar.jp/novels/25539945
『翠と流の夏の温泉旅行①』
****
「翠、こっちこっち」
「ちょっと待ってくれ」
寺のお盆は、急がしい。
だが、その後に待っている夏休みが待ち遠しい!
元住職の父さんにバトンタッチして翠を連れ出したのは、箱根の小涌谷の鄙びた温泉宿だ。
部屋の前には野外専用露天風呂。
岩風呂が、夏の灼熱の太陽を浴び、キラキラと輝いていた。
あぁぁ……これはいい! 最高だ。
希望の泉、官能の泉だ!
ここで汗だくのまま抱き合おう!
「こらっ、流……何を鼻の下を伸ばして? いいかい、まずは写経だよ」
「えぇぇ……」
ここまで来て写経?
「うん、そうしないと落ち着かなくてね」
頬をうっすら淡く染める翠……
ん? それって俺を意識してるのか。
「翠……もしかして……今、煩悩と闘ってるのか」
翠は決まり悪そうに目を泳がす。
「いっ、いいから、流は茶でもいれてくれ」
「了解! 花見団子を作って来たんだ」
「……桜の季節でもないのに?」
「花ならあるさ」
翠が不思議そうに外を見回した。
「ないよ? どこにあるんだい?」
「ここだ、ここにある! さくらんぼみたいな色の花」
「え……」
翠の唇をペロッとなめてやると、翠は瞬時に頬を染めた。
「俺だけの花」
****
こんな感じで妄想を明日もしてみますね♡
![2cdd9863-138c-4e8b-9171-8b81df0e6980](https://img.estar.jp/public/user_upload/2cdd9863-138c-4e8b-9171-8b81df0e6980.jpg?width=800&format=jpg)
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