翠流SS②&お盆休み中です

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翠流SS②&お盆休み中です

 おはようございます。うみです。  昨日、創作HPのプロモーションビデオを新しくしました。既にお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、こちらでもお知らせさせて下さいね。  かなりおとぎ話感、物語が始まる高揚感を意識して作りました。頑張ったので、よかったら覗いてみてください♡  私のユーザーページからリンクで飛べます。  https://estar.jp/users/159459565  これがTOP画面です。海里先生が麗しいです。 4d333408-8782-445b-b457-2f27e24c99c5 今日の宣伝看板は『トカプチ』です。 https://estar.jp/novels/25505583 トカプチは私が唯一書いたオメガバースですが……うみ流の独特な設定になっています。何故なら、どうしてお互いが必要なのか……求め合う理由をしっかり書きたかったから♡ 9d6a59fd-ec45-4d65-8994-a26b12e563bb 孤高の獣人ロウの切なさ 少年トカプチの苦悩 そこからの出逢い、赦し……恋、愛、出産とハートフルな世界がどんどん広がっていきます。よろしければ3部作になっています。 リスト登録はこちらから→https://estar.jp/pictures/25862266 少しですが昨日の続きを♡沢山のスタンプ嬉しかったので 重なる月 https://estar.jp/novels/25539945 『翠と流の夏の温泉旅行②』 **** 「りゅ……流、もうよせ。人がいる……写経したいんだ。なっ、」  露天風呂は俺たちの部屋付けで貸し切りだが、真っ昼間のせいか柵の向こうに微かに人の声がする。それが気になるようで、翠が崩れてくれない。 「なぁ……流、お願いだ。写経をさせてくれ」 「……分かったよ」  くそ、俺は翠の頼みに弱いんだ。  翠が文机に向かい背筋を伸ばして、筆を取る。  すぐに、さらさらと文字が流れ出す。  小川のように……静かに優しく。  綺麗な翠の文字が好きだ、大好きだ。  俺は柱にもたれて、暫くその様子を眺めていた。 3f39fd17-8c07-471f-89d8-cec3a9a54710 外からの自然光を浴びた翠はいつもに増して輝いて見えた。 神々しい人だよな。 そんな兄を、そんな翠を後で畳に押し倒し……乱し艶めかせるのはこの俺だ。 「ふぅ……完成したよ」 俺の熱視線を浴びても一文字も乱れていない様子に、少しつまらなくなった。 「お疲れさん。なぁ……翠、もう少し書いてくれよ」 「ん? 何を……?」 「俺を想う気持ちを」  翠がハッと目を見開く。 「何を言って……」 「恋文が欲しい」 「ぼっ、僕が何のために写経したと……心を落ち着かせるためだったのに」  困り果てた翠の顔。  もっともっと崩したくなる。 「俺も恋文をもらってみたい……翠からのもらったことない……なぁ、駄目か」  トドメの文句で、翠を駄目にする! **** 写経の紙、本物のミニチュアサイズです。 朝からこんな工作していたら、時間がなくなりました😁 お話の続き、展開のリク受付中。 エッセイの小話に関しては、読者さまとワイワイ作っていきたい作者です♡
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