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翠流SS③&HP限定公開
おはようござます。うみです。
今年は主人の実家に帰省できないので、自宅で過ごすお盆です。
皆さんはいかがお過ごしですか。
お盆休みの贈り物として、私の創作のHPに『トカプチ続編 Landの冒頭1話を公開しました。実は夏くらいから連載をしたかったのですが……少々難しいので、でもせっかく1話書けたので、HP限定特別公開というカタチにしました。表紙も公開しています。
なにしろプロット&ストックなしで毎日自転車操業なので……
流石の私も3話+エッセイで手一杯です。
また何か連載が落ち着いたら続きを書いてみます。気まぐれに更新することもあるかもです。エブリスタさんでの定期連載は暫く未定なので。
創作HP『海のアトリエ』へはエブリスタTOPページより
https://estar.jp/users/159459565
そして『推しの受けTOP3』アンケートはいよいよ明日の12時締め切りです。貴重なおもちさんの『ランドマーク』ミラーが当選するかもしれないので、よかったら楽しくご参加ください。55票集まっています。今までで一番多いので楽しみです!
さて、妄想の続きをしましょうか(笑)リクエストありがとうございます。
ぜーんぶ混ぜるとこんな展開に(..;)
重なる月 https://estar.jp/novels/25539945
『翠と流の夏の温泉旅行③』
****
「俺も恋文をもらってみたい……翠からのもらったことない……なぁ、駄目か」
流が訴えるように熱視線を送ってくる。
僕が流の頼みに弱いのを知って……そんな口調で仕掛けてくるのか。
じりじりと壁に詰め寄られてしまう。
「りゅ……流」
その時一陣の夏風が吹き抜け、僕の写経を乱した。
このまま乱れてしまいたい……
いや……駄目だ。まだ真っ昼間だ。兄としての矜持を保たねば。物事にはけじめが必要だ。
「りゅ、流……落ち着け。で、でも……僕も……もらったことない。流からの恋文……なぁ……僕が先に欲しい……なぁ、駄目か」
「……翠、ずるいな。兄としての矜持を取るのか」
「うっ」
僕は何か流の変なスイッチを押してしまったのか。
「いいぜ! その代わり、どこに書いてもいいよな?」
「え……どういう意味?」
「いいな?」
肩を掴まれ、壁にドンっと背中を押しつけられた。
雄々しく僕を射貫く熱視線に酔いそうだ。
「翠、潔く返事しろ」
有無を言わせぬ強い口調に痺れ……思わずコクンと頷いてしまった。
「よし、じゃあ、布団を敷くぞ」
「え?」
どうして……何故、そうなるのか理解不可能だ!
****
つづく~♪
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