翠流SS⑭

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翠流SS⑭

 おはようございます。海です。  今日から9月ですね!  実は9月は私の誕生月なので、大好きな月の始まりです。  そして今日は『一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)』と言って、縁起がいい日……『蒔いた(もみ)が万倍になり実る』という意味があり何かを始めるのにオススメな吉日だそうです。  ぜひ月影寺の御朱印を、印刷してみてください💓  『重なる月』30スター特典です。  月影寺アイテム配布所  https://estar.jp/extra_novels/25870025  今後も何か印刷できるグッズを置いてみたいです。  リクエストがあればお気軽にどうぞ! **** カネボウのミラノコレクションの続きです。 2020年のケースは、こちら。 ステンドグラスのような煌めきが美しいです。 39334e39-762b-43e6-a395-f3117d457981 2020年のテーマは『守る幸せ』 ちょ! これはもしかして 『ランドマーク』https://estar.jp/novels/25672401  騎士アーサーと瑠衣では!!  英国のおばあさまのお屋敷で戯れる二人。  天使がウサギ抱っこしています。瑠衣だぁって感動してしまいました。  はい……とっても親バカ創作者です💓  後の西洋東屋や庭木もいいですよね。 2711b274-03de-44c4-8410-53e2041dc06c59214989-3dc3-417f-81e2-10cb0767ca71 ******** 重なる月 https://estar.jp/novels/25539945 『翠と流の夏の温泉旅行⑭』  僕は久しぶりに流の背中を洗っていた。 「懐かしいね」 「そうだな。翠はいつも洗ってくれていたよな」 「うん」  お前はいつも僕に甘えて、母よりも僕とお風呂に入りたいって……随分小さい時から泣き喚いたんだよ。  2歳しか年齢が離れていなかったので、正直大変だったよ。  でも嬉しかった。  弟が生まれて母の温もりは遠くなったけれども、その分いつも流が僕にくっついてくれたから。  それにしても……さっきからずっと……流が鏡越しに僕を見つめている。  その目は弟の眼差しではなく、僕を射貫く恋人のものだった。  あ……どうしよう。  流の強い眼力で、泡の飛んだ僕の胸元を凝視されている。  触れられてもいないのに……乳首の先端が色づいていく気がした。  僕は視姦されているのだ。  流の視線だけで立ち上がる乳首の先端。更に連動するように股間のものまで、緩やかに勃ちあがってきた。  もうタオルを腰にまいているのに、押し上げそうな勢いだ。 「うっ……」  僕ってこんなに節操なかったのか。 「おーい、翠、いつまで背中を洗っているんだ。何だかヒリヒリしてきたぞ」 「あ、ご……ごめん。りゅ、流、こっちを向いて」 「待ってました」  勢いよく身体を反転させた流に、何故かそのまま抱きすくめられた。 「なぁ……驚くなよ。翠が悪いんだぞ」  僕の下腹部に熱い棒があてられ、狼狽してしまった。 「えっ……? どうして、いつの間に……そんなに‼」  視姦されていたのは僕の方だ。 「翠が俺を見るからこんなになった」 「僕の目には……そんな力はない」 「目だけじゃない、身体全体でオーラを出していた」 「ど、どんな?」 「また……俺に抱かれたいと」  そのまま腰を掴まれ、泡のついた身体を上下に擦り合わされてしまった。  腰のタオルがひらひらとめくれ上がり、僕のものがどんどん露わになっていく。 「あっ、駄目、あっ……嫌だ」 「気持ちよさそうだ」 「言わないでくれ」 続く~♬
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