雨の月曜日(小話付き)

1/1
前へ
/1364ページ
次へ

雨の月曜日(小話付き)

 バレンタインも終わり、雨の月曜日ですね。ううう、土砂降りです。  こんな低気圧の日は、気持ちがくじけそうになりますが、楽しいことを考えて過ごしたいですね。  昨日はTwitterのボックスにバーチャルチョコをありがとうございます💕私宛てにメッセージをいただきましたので、お返事しました。  ここ数日、頑張って同人誌特典とクロスオーバーの準備をしていたので、ほっこり。本当に言葉は力になりますね! ものすごく元気いただきましたよ!  この1年……かなり気を遣って生活しています。ほとんど友人とも会えていなくて、ひたすら仕事場と家の往復の日々です。  本当に滅入るのですが、パソコンやスマホを通して、温かい言葉が届くのが救いです。一緒に楽しんで下さる人がいる。つながっているんだなと思えて、ありがたいです。  いろいろ人によって考え方は違うと思いますが、創作小説は大変な日常生活から小旅行の空間で、いつでもほっと癒やしの場としてありたいな。 ちょっと宗吾さんで、遊んでみました。 小話をどうぞ~ **** 「宗吾さん、どうしてさっきからスマホばかり見ているんですか」 「ん~、俺のファン(読者さま)から、バーチャルバレンタインチョコが届くって言われてさ」 「まさか……待っているんですか」 「もちろん!」 「もう……そんな自信満々に言わないでくださいよ」 「なんで怒る?」 「だって、僕がいるのに」 「あ、分かった! どうしてこないのか」 「どうしてです?」 「瑞樹が怖いからだ」 「僕はそんな狭い心では……っ」 「瑞樹~ だから俺は飢えている、寂しいんだ~」 「は?」  訴えかけるような熱い瞳で見つめられると、言おうとしていた言葉を見失ってしまう。  僕と宗吾さんはこたつの中で、仲良く手を繋いだ。1本1本丁寧に指を絡められると、ただでさえポカポカになった心が、こたつの中で更に熱を持つ。この後、宗吾さんの手は、今日はどこに触れるつもりか。 「溶けちゃいそうだな」 「え?」 「今、ここにチョコレートがあったら、俺たちの熱できっと溶けるぞ」 「な、なんですか。それ……もう恥ずかしいから、よして下さい」  すると子供部屋で遊んでいた芽生くんが嬉しそうに、画用紙を持ってやってきた。 「おにいちゃん~これ見て!」  見せてくれたのは、 簡単な線書きの傘に、『そうご』『みずき』と名前が書かれていた。 「おー、懐かしいな。相合い傘じゃないか」 「そう! パパとおにーちゃんがいつまでも『アチチ』でいられますようにって、おまじない」 「アチチ?」 「だって、おにいちゃんのお顔いつも赤くなるから。ほら、今だって」 「ううっ」 **** 以上、お昼休みのプチトリップ妄想でした(笑) 勇者の方がいらしたら、宗吾さんにチョコ送ってやってください(笑) では、午後も頑張りますね。 皆さんもファイトです!    
/1364ページ

最初のコメントを投稿しよう!

837人が本棚に入れています
本棚に追加