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🌟七夕🎋のSSアップしました
こんばんは! うみです。今日二度目のエッセイです。
先日はラブレターの件で、ご心配をお掛けしました。沢山の温かい励ましの言葉を、ありがとうございます。本当に皆様からのお言葉に救われたので、お礼をさせていただきたくて書いた七夕SSです。
よかったら、こちらからどうぞ。
⬇
https://estar.jp/novels/25931194/viewer?page=30
『今も初恋、この先も初恋』~七夕のお願い~
駿と想の甘い一時を💕
この二人は、またこんな風にたまに書いていきたいです。至って普通のリーマン同士。幼馴染みから成就したカップルです。
中表紙も作ってみました。お話で七夕気分が盛り上がるといいな~
🌟🌟よい七夕の夜をお過ごしくださいね🌟🌟
おまけの小話🌟 オチもない、のんびりとした日常のお話です。
🎋子供たちの七夕🎋
「いっくん、もう書けた?」
「ううん、まだぁ。めーくんは、なんてかいたの?」
「パパとお兄ちゃんと、いつまでもいっしょにくらせますようにって書いたよ」
「わぁ! いっくんも! いっくんもかくー」
いっくんが、ゴニョゴニョとクレヨンを紙の上で動かした。
な……なんて書いてあるのかな?
「なんてかいたの?」
「えっとね、パパ、すき、ママ、すき、おにいちゃん、すき」
「おにいちゃん?」
「めーくんだよ」
わわっ、ボクのことだったんだ。うれしいなぁ。
「いっくん、だっこしてあげる!」
「おにいちゃんだっこ?」
「できるかな?」
「できるかな」
ふふ、かわいい。
ボクもクレヨンで、もう1枚のたんざくに『いっくんとずっと仲よくいられますように』って書いたよ。
「これで、いっくんとも、ずっといっしょだね」
「うれしいなぁ」
そんなボクたちの様子を、ジュンくんとお兄ちゃんがニコニコわらって見ているよ。
「兄さん、ふたりは仲良しだな」
「うん、本当に癒やされるね」
えっと……いっくんとボクは本当の兄弟じゃないけど、お兄ちゃんとジュンくんを見ていると、なんだか大丈夫って思えるんだよ。
大切な人と、大好きな人って……とっても大事だもんね!
***
さらに……おまけの小話です💕
「めーくん、おほしさま、とりにいこうよ」
「えっ?」
え? そのお願いは……ボクにはむずかしいよ。
こまったなぁ。
するとお兄ちゃんがやさしく呼んでくれたよ。
「いっくん、めいくん、おいで。おやつだよ」
机の上に置かれたものをみると、おしるこの中に黄色と緑のお星さまがぷかぷかと浮かんでいたよ。
「わぁ~ おほしさま、もうとれたの?」
「すごい!」
「ふふっ、とくべつに、お空から分けてもらったんだよ」
「もしかして、なっくんが?」
「……そうかもね」
「みーくん、ありがとう」
「お兄ちゃんありがとう!」
ボクは優しいお兄ちゃんが大好きだよ!
「熱いから冷まそうね。おいで」
いっくんはジュンくんのおひざに、ボクはおにいちゃんのおひざに座って、いっしょにふぅふぅしてもらったんだ。
それがね、とってもうれしかったよ。
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