避暑ランチ&ポテチ小話

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避暑ランチ&ポテチ小話

おはようございます。うみです。 昨日の東京は快晴で気持ち良かったので、お一人様ランチに行って来ました。 まろんさんが名付けてくれたのですが、『避暑ランチ』って言葉いいですね。使わせていただきます~🎵 朝は真っ白な雲がブルースカイにぽこぽこ浮かんでいましたよ。 951679c0-d7c7-4d6c-8803-ee1571385cbc9960556c-c69d-440d-9053-e85537a12977 夏空って感じでいい! 近くまでランチに。 カウンターに座って、青空を眺めていました。 アイスレモネード、いいですね! 1a7e8bef-c802-4bf5-a579-210d9a7a1077 サーモンとレモンのパスタ。 ミントのアクセントも爽やかで美味しかったです。 620129ca-a70c-420c-8b47-d5ea61223177 午後は快晴でした。 cbfccb7a-5f5d-4adb-88e9-b6a6699387fe **** 昨日のキャラのアンケート 答えて下さってありがとうございます。 個人的にポテチの袋を開けられない翠にうふふでした。 ちはやさんのペコメからの小話です💕 即興で書いているので、細かいことには目を瞑ってくださいね😆 ****    月影寺に瑞樹くんたちが遊びに来てくれたお陰で、随分、宴が盛り上がっているな。  あれ? おつまみが底をついている。  流は気付いていないのか。  まぁ流石に一人でこんなに大量の食事を用意して、疲労困憊か。  よし、僕が何か持ってこよう。  台所を覗くが、おつまみらしきものは見つからない。  うーん、もう全部食べ尽くしてしまったのか。  じゃあ乾き物でもいいかな?  おやつの戸棚を開けると、薙が買って来たのか、我が家には珍しいポテトチップスの袋があった。 「へぇ? これ……出してもいいのかな? えっとお皿、お皿……」  ところがお皿の上に出そうと思うが、なかなか袋が開けられない。 「ん……っ、あれ? コツがいるのかな? 難しいなぁ……」 「翠さん、何をやっているんですか」 「あぁ洋くん、これ開けてくれないか」 「いいですよ」  洋くんが優雅な手付きでポテトチップスの袋を引っ張るが、やはり開かない。 「あれ? どうして? んっ……難しいですね」 「ね。なかなか高度な作りなんだね。子供が勝手に食べられないようになのかな?」 「そうかもしれませんね。安全な作りなんですね」  洋くんと真面目な顔で談義していると、薙がヒョイと暖簾から顔を覗かせた。 「父さん、洋さん、そこで何してんの?」 「あぁ……薙。これって開けるのが難しいんだね」 「はぁ? 貸して」  薙は、袋に触れて驚いたようだった。 「くくっ、これって父さんの汗? なんかベトベトで滑るな」 「え? 手汗かな? どうしよう? もう開けられない?」 「父さん、そんな焦らなくてもいいよ。こういう時は~」    薙がキッチンハサミを引き出しから取り出して、ザクッと切ってくれた。 「わ、すごい! 薙、よく出来たね~ 偉いねぇ」  手放して褒めると、薙は頬を真っ赤に染めていた。 「と……父さんって……親ば……」 「ん? どうした?」 「な……何でもない! これ持っていくよ!」  薙は照れ臭そうにポテトチップスのお皿を持って、そそくさと出て行ってしまった。  隣りでは洋くんが自分の手を見つめたまま、押し黙っている。 「洋くん、どうした?」 「いえ……俺って相変わらず不器用だなって、そうかハサミを使えば良かったのか」 「そんなことないよ。そんな所が人間らしくて好きだよ」 「あ……俺も……翠さんのそんな所が好きです」 「さぁ戻ろう。さっきのポテトチップスを僕たちも食べてみよう」 「……えぇ」 「大丈夫。さっきのことは僕たちの秘密にしよう」  洋くんの少し頼りない背中をトンっと押してあげる。  こんな日常のささやかな一コマが、僕はとても愛おしい。 ****  ふふふ、翠と洋は不器用コンビですよね。  可愛いなぁと思っています💕  こんな風にネタを提供していただくの、大歓迎です💕  いつでも気軽に絡んでくださいね。  今日もよい1日でありますように🍀
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