しあわせやさん ～しいほうみの日々の潤いエッセイ＆小話～

同人誌のお礼＆函館旅行3日目

おはようございます。うみです。

昨日は同人誌の予約受付開始をしました。
12時BOOTH　OPENから沢山の方にご予約をいただけ、15時半頃には先着特典が終了してしまったので、急遽、追加しました。

TwitterとBOOTHで告知しましたが、お仕事などで日中BOOTH・OPENの告知を見られなかった方がいらっしゃるので、8月7日23時59分までに予約して下さった方には追加でお付けしたいと思います。急いで申し込んで下さった方には、ご迷惑おかけします💦

10日午後12時までゆっくり予約受付をしております。
どうぞ引き続きよろしくお願いします。

Boostもありがとうございます。
本当にありがたいです。創作の糧にさせていただきますね。
ささやかなお礼を同封させて下さい。

昨日の『幸せな存在』ですが……旅行ボケとBOOTHのことで頭がいっぱいで、誤字脱字多発していました。申し訳ありません。しかも萌えるシーンもなくて……（スタンプがバロメーターなので💦）今日はもっと楽しいお話になるよう頑張りますね😌

では、なりきり瑞樹の旅日記最終日です。

結局、小話になってしまいました💕

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函館旅行3日目　

「瑞樹、朝の散歩に行かないか」」
「お兄ちゃん、おきて」
「えっ！」

　故郷の空気が美味しくて、故郷の風が爽やか過ぎて……寝坊してしまったようだ。

「すみません。寝坊しちゃって」
「いや、寝坊じゃないぞ。まだ6時だ」
「でも芽生くんが起きているのに……」
「お兄ちゃん、とっても気持ち良さそうだったよ」
「さぁ、着替えて」
「はい」

　僕たちはホテル周辺をゆっくりと歩き出した。

沼が朝日を受けとめて、輝いている。

「ここで記念撮影しよう」
「いいですね」

「わぁ～きれい」
「自然の花畑ですね」

「君には野の花が似合うな」
「そ、そうでしょうか、でもこういう野原は懐かしいです」

「この辺で珈琲を淹れよう」
「え？　いつの間に」
「ホテルでレンタルしたんだ」
「豆から挽くんですか」
「任せとけって！」

「美味しいです！」
「俺はキャンプが好きだったんだよ。今度はキャンプにつれていきたいな」
「楽しみです。夢は……実現させましょう」
「だな」

「お兄ちゃん、かけっこしようよ！」
「うん！」

　ホテルをチェックアウトしたあとは、スキー場のゴンドラに乗った。

「ここはスキーをしに来た場所だよ」
「夏は、ぜんぜんちがうんだね」

「瑞樹、夏もいいな」
「はい、春も夏も秋も……冬も……」

「俺たちは一緒だ」

　僕が生まれ育った大沼を高い場所から見下ろして、思うこと。

　雲の上にいるお父さんとお母さんと夏樹から見える大沼って、こんな感じなのかなって……

「宗吾さんと芽生くんと……僕は……ずっと一緒がいいです」
「あぁ、瑞樹は、もうずっと俺たちの傍にいろ！」
「はい……うっ……」
「お兄ちゃん、ボク、このけしきをお絵かきするよ。お兄ちゃんにあげるから、泣かないでね」
「芽生くん……うん、ありがとう」

　僕たちの旅は終わるが、日常は続いていく。

　毎日小さな幸せを見つけながら……

「これからも、よろしくお願いします」

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以上、瑞樹になりきり旅日記でした。

数日間お付き合いくださいまして、ありがとうございます。

今日もよい1日でありますように🍀