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小話⑦『もう一人の瑞樹』
おはようございます。うみです
昨日は寒かったですね。終日、同人誌原稿を頑張っていました。
今回は書き下ろしが多めで、合計1万文字位になりそうです。
今までで一番多いかも。恒例の幸せな存在とのクロスオーバーもありますよ。
1月末が原稿締め切りなので、引き続き頑張ります。
また詳しい情報は、随時エッセイでお知らせしますね！
エッセイで息抜きで書いている『もう一人の瑞樹』の小話ですが、昨日19時頃、少し加筆修正しました！ 小話に関しては、あくまでもエッセイ限定の娯楽話としてふんわりと捉えてくださいね💕自創作の二次気分ですが、きちんと時間をかけて丁寧に書いています🤗昨日はさり気なくフォローして下さって、ありがとうございます。本当に嬉しかったです！
そういえば実は新年早々、指の痛みから心身共に負のループに陥って1週間近くTwitterに浮上出来なかったんです。そんな時、お友達がDMから「最近見かけないけど大丈夫？」って声をかけてくれて一杯励ましてくれたんです😭その時、私はひとりじゃないんだなって。ちゃんと気に掛けてくれる人がいるんだなって元気をもらいました。そこから浮上出来ました💕
私が書いている物語も、そんな風に誰かの気持ちを少しでも上向きに出来たらいいな。切ないのもほっこりなのもコメディタッチも、いろんなテイスト、いろんな視線から書いていますが、何かが届いていたら嬉しいです。
広島情報も沢山ありがとうございます。参考になります！
アンケートはまだまだ募集中ですよ。
現在28名もの方が参加して下さっています💕
こもりんのお嫁入り先😆が楽しみです。
＊＊＊＊
こんがりトースター
お正月に壊れて買い換えました。
おもちがこんがり焼けなくなってしまって😅
迷いに迷って、外観に惹かれてアラジンのにしましたよ。
外観から入ってしまう～
朝のトーストもあっという間にいい色に。
きつね色って、どうしてこんなに美味しそうなんでしょうね！
スライスしたウインナーとピザ用チーズとブロッコリーコーンの
ご馳走トーストが朝ご飯💕
小話⑦『もう一人の瑞樹』
＊＊＊＊
その晩、宗吾さんは帰宅するなり、恥ずかしそうに全てを打ち明け、真摯に詫びてくれた。僕はもう答えを流さんから聞いて知っていたけれども、宗吾さんの口からちゃんと聞けたので、安心出来た。
僕も正直になろう。
「宗吾さん、僕も実は心配して、洋くんに相談してしまいましたよ」
「そうだったのか。いや……恥ずかしいよ。香水と君の匂いを間違えるなんて、ここ最近、出掛けても気がそぞろでごめんな」
「いえ、最近発売されたばかりで人気急上昇だそうで……でも僕の匂いが香水だなんて、持ち上げ過ぎですよ」
「んなことない！ 瑞樹の匂いは、香水以上に魅惑的なんだ」
照れ臭くなる。
まぁ元を正せば……最終的に僕のことをいつも考えてくれているから、そんな錯覚を起してしまったわけだし。
僕って、宗吾さんに溺愛されている。
そう置き換えると、もう全部許せてしまう。
「くす、もう大丈夫ですよ。あ、でも、ちゃんと丈さんには治ったって伝えてくださいね」
「それも知って……照れ臭いな」
「それだけ……深刻だったんですね」
「瑞樹……」
「宗吾さんの気持ちも察しますが……その香水のことは、もう忘れて下さいね」
わ！ 僕、何を言って？
自分がこんなに独占欲が強いなんて驚いてしまうよ。
宗吾さんに関しては貪欲になってしまう。
「あぁ、流がすすめてくれた香水は『俺のみーくん』のようで魅力的で、ついノリで買いそうになったが、結局買わなかったよ。俺は本物の瑞樹しかいらない！」
「じゃあ……僕の匂い……ちゃんとインプットして下さい。もう間違わないように、惑わされないように…… 香水にだって浮気は……嫌です」
あれ？ 許すと言ったくせに、こんな台詞が出てくるなんて。
結局、香水にも、もう一人の瑞樹にも……嫉妬していたのか。
僕って、こんなに人間臭かったのか。
「瑞樹、その言葉ヤバイ。つまり……今日も平日だが、抱いていいのか」
「……はい……しっかり抱いて下さい」
それはもう……甘い甘い夜だった。
『おまけ・小話のこぼれ話』
なのに……
「えぇ、どうして僕まで月影寺の座禅に？ 煩悩を振り払うのは宗吾さんだけでいいんじゃないですか」
「それがさぁ……最近『瑞樹が宗吾さん化している』って投書がくるんだ！」
「ええ？ そんな噂が……」
ガーン！ ショックだ。
「だからさ、瑞樹は『ヘンタイ』を振り払おう」
「くすっ。それじゃ……宗吾さんがヘンタイだって自分で認めていることに」
「ははっ、だな。まぁ瑞樹限定は認めるよ！」
明るい笑顔。
溌剌とした声。
どうしたって憎めない人。
大好きな人。
愛してる！
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今日もよい1日でありますように🍀
朝のトーストもあっという間にいい色に。
きつね色って、どうしてこんなに美味しそうなんでしょうね！
スライスしたウインナーとピザ用チーズとブロッコリーコーンの
ご馳走トーストが朝ご飯💕
小話⑦『もう一人の瑞樹』
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その晩、宗吾さんは帰宅するなり、恥ずかしそうに全てを打ち明け、真摯に詫びてくれた。僕はもう答えを流さんから聞いて知っていたけれども、宗吾さんの口からちゃんと聞けたので、安心出来た。
僕も正直になろう。
「宗吾さん、僕も実は心配して、洋くんに相談してしまいましたよ」
「そうだったのか。いや……恥ずかしいよ。香水と君の匂いを間違えるなんて、ここ最近、出掛けても気がそぞろでごめんな」
「いえ、最近発売されたばかりで人気急上昇だそうで……でも僕の匂いが香水だなんて、持ち上げ過ぎですよ」
「んなことない！ 瑞樹の匂いは、香水以上に魅惑的なんだ」
照れ臭くなる。
まぁ元を正せば……最終的に僕のことをいつも考えてくれているから、そんな錯覚を起してしまったわけだし。
僕って、宗吾さんに溺愛されている。
そう置き換えると、もう全部許せてしまう。
「くす、もう大丈夫ですよ。あ、でも、ちゃんと丈さんには治ったって伝えてくださいね」
「それも知って……照れ臭いな」
「それだけ……深刻だったんですね」
「瑞樹……」
「宗吾さんの気持ちも察しますが……その香水のことは、もう忘れて下さいね」
わ！ 僕、何を言って？
自分がこんなに独占欲が強いなんて驚いてしまうよ。
宗吾さんに関しては貪欲になってしまう。
「あぁ、流がすすめてくれた香水は『俺のみーくん』のようで魅力的で、ついノリで買いそうになったが、結局買わなかったよ。俺は本物の瑞樹しかいらない！」
「じゃあ……僕の匂い……ちゃんとインプットして下さい。もう間違わないように、惑わされないように…… 香水にだって浮気は……嫌です」
あれ？ 許すと言ったくせに、こんな台詞が出てくるなんて。
結局、香水にも、もう一人の瑞樹にも……嫉妬していたのか。
僕って、こんなに人間臭かったのか。
「瑞樹、その言葉ヤバイ。つまり……今日も平日だが、抱いていいのか」
「……はい……しっかり抱いて下さい」
それはもう……甘い甘い夜だった。
『おまけ・小話のこぼれ話』
なのに……
「えぇ、どうして僕まで月影寺の座禅に？ 煩悩を振り払うのは宗吾さんだけでいいんじゃないですか」
「それがさぁ……最近『瑞樹が宗吾さん化している』って投書がくるんだ！」
「ええ？ そんな噂が……」
ガーン！ ショックだ。
「だからさ、瑞樹は『ヘンタイ』を振り払おう」
「くすっ。それじゃ……宗吾さんがヘンタイだって自分で認めていることに」
「ははっ、だな。まぁ瑞樹限定は認めるよ！」
明るい笑顔。
溌剌とした声。
どうしたって憎めない人。
大好きな人。
愛してる！
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今日もよい1日でありますように🍀
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