しあわせやさん ～しいほうみの日々の潤いエッセイ＆小話～

おまけ話＆広島旅行 4

おはようございます。うみです。
まだまだ旅の余韻に浸っています。
旅日記は2日目後半です。

宮島の弥山山頂から見えた景色は最高でした。
いつまでも見ていたくなる、目にも心にも優しい凪いだ海でした。

ロープウェイで戻って来ると、潮が引いていました。

さっきは海の中だった鳥居に近づけます。
届かないものに届いたような、不思議な感じがしましたよ。

少し離れた所から見る大鳥居も素敵ですね。

揚げもみじ饅頭美味しかったです🍁🍁

宮島口へのフェリーからの夕日。
静かな海を照らす光
綺麗でしたよ～

あなご飯が美味しいと聞いたので、うえのさんで食べてみました。
関東にはない味付けで美味しかったです！

3日目につづきます。

＊＊＊＊

アンケートの結果の続きです。

1位は『幸せな存在』でした。

圧倒的な1位でした。
推して下さって、ありがとうございます。

コメントにお返事させてくださいね。

➯沢山あげてくださって嬉しいです。芽生の学校での様子、早速書き出しました。お友達との小さなトラブルなどもいずれ書きたいです。新しいお家の話も進めていきたいです。そしていっくんのきょうだい誕生も！初恋の駿と想とのクロスオーバーもまだまだ予定していますよ💕仕事でも絡んで欲しいです。季節毎のイベントも。あ！今年は節分を書けなかったです。ひなまつりは書きたいです。

➯菫さんの出産でいっくんに変化起こるでしょうね。繊細ないっくんなので……しっかり書かせて下さい。新居の話も少し謎めいた布石も回収したいです。

➯ありがとうございます。芽生の日常リクエスト多くて嬉しいです。給食の好き嫌いや、テストやお掃除、日常も書きますね。潤一家、東京のマンションにはまだでしたよね？　呼びたいですね💕　いっくんがおにいちゃんになる日もしっかり。勇大さんとさっちゃんの話も、また触れたいです。

➯芽生といっくんの成長追わせてくださいね。時々こんな日常話でいいのかなって思うのですが、需要があるようでほっとしました。

続きはまた明日💕

昨日までの小話のこぼれ話をおまけで💕

ペコメ欄のやりとりから湧いた話です。

＊＊＊＊

　宗吾さんたちを見送ると、やはり寂しい気持ちになった。

　人恋しく……

　一度本堂でお経を唱えてから、流が作業をしているアトリエに向かった。

「翠、読経は終わったのか」
「うん……すっかり静かになってしまったね」
「……楽しい一時だったな。あのクマさぁ、こう言っちゃなんだけど、表情に悪さが増したよな。くくっ」
「……瑞樹くんもお気の毒に」
「いや、気の毒なのは宗吾の方かもしれないぞ」
「どうして？」

　流が不思議なことを言うので首を傾げた。

　すると流はおもむろに筆を取って、サラサラと紙に芽生くんが持って来たクマの絵を描いた。

「どうだ？」
「わ。上手だね。そっくりだ」
「やっぱり、この口元がいやらしいな」
「……僕もそう思うよ」
「さっき翠も赤面していたよな。何を思った？」
「な、何も！」
「ふーん、じゃあ身体で答えてもらおうか」

　突然流に抱きしめられて、首筋をぺろりと舐められた。

　いつも肌を合わせる時……

　僕は裸に剥かれ、流の赤い舌に身体を辿られる。

　胸の尖りを丹念に舌先で解されると、心も身体も熱くなる。

　あの舌を思い出してしまうんだ。

「翠、感じているのか」
「りゅ、流……待って、今はまだ……この後、一般の方の座禅会があるから……駄目だ」
「そうだったな。続きは夜にしよう。しかし……あのクマ、きっと宗吾の家ではマスクをさせられるだろうな」
「……確かに……」
「宗吾さ、出張に行く時なんて心配だろう。くくくっ、自分の分身のクマが出来ちまったもんな。クマに嫉妬する宗吾、見てみてぇー！」
「ふふっ、流も人が悪いね」

　流はクマの絵にマスクをして、豪快に笑った。

　……うーん、でも、なんだか眼力が増したような？

　瑞樹くんは、あのクマの扱いにさぞかし困るだろうね。

　お気の毒に……

＊＊＊＊

『幸せな存在』が現在シリアス展開なので、こちらで一息ついて下さいね💕

　今日もよい1日でありますように🍀