おまけ話&広島旅行 5

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おまけ話&広島旅行 5

おはようございます。うみです。 広島旅行日記の続きです。 二日目は宮島であなご飯を食べて、そのまま広島市内へ移動しました。ホテルはビジネスホテルで相鉄フレッサイン。広島駅から徒歩6分と便利で綺麗で快適でしたよ。 三日目は朝から市電に乗って市内観光へ。 市電って乗るのが気軽で、便利ですね。 いろんな種類の市電が走っていて楽しかったです。 55871227-0a92-4c7b-ae02-dc3f49b8f3df まずは平和記念公園、原爆資料館へ 私は小学生の頃以来で、旦那さんは初めて。 娘達は高校の研修で訪れたことがありましたが、改めてゆっくり資料館を見られたと言っていました。 93dd5e72-761b-4750-a2af-23eec3863059 雲一つない晴天。 長閑な時間の流れに感謝を。 幸せな日常に感謝を🍀 415c1648-f3a1-409e-9686-32c872e02730 ランチは『広島 アンデルセン』に。 東京にもお店はありますが、レストランはないのでワクワク。 63d07420-301e-4c97-a21e-8d87a383240d 焼き立てパンの食べ放題。 どれも美味しかったです!! これこそパンケーキ🥞!(すみません😆) 58fd73c2-94af-4620-91ba-5ca600e087b8 カレーも絶品でしたよ💕 綺麗で広くリーズナブルで大満足です! どれも美味しかったです! 胃袋が足りませんでした。 a7cfab56-707f-4944-8933-c54cff3305c4 フォロワーさんオススメのお弁当も買いました。 アンデルセンの目の前でしたよ。 『若鶏むすび』 東京に戻ってから夕食に食べたのですが、これがまた美味しくて最高でした。 75d9def2-1a45-4c4b-a01f-6f72af206f9f 楽しかった広島旅行もお終いです。 帰りの飛行機の時間が早くて時間切れ。 広島城を見られなかったのが残念。 縮景園にも行ってみたかったです。 もっと牡蠣も食べたかったし…… 広島素敵でした。 また訪れたい場所です! fd5dc3a6-cce4-4181-87df-42a555d62511 滝沢ファミリーもご機嫌でしたよ。 🛫からの景色、素晴らしかったです。 芽生はずっと外を眺めていました。 94f09ad8-f573-44a1-aae0-df2e64c5d27f **** アンケートのお返事です。 『幸せな存在』 767be134-d720-451c-b046-32517cf67909 ➯いっくんの話も皆さん楽しんで下さって嬉しいです。赤ちゃんの誕生も楽しみですね。いっくんの心の変化など、ゆっくり書いていきたいです。 ➯瑞樹と宗吾さんと芽生くんの出会いのシーン懐かしいですね。儚げで生きることに後ろ向きだった瑞樹がどんどん変化してきましたね。芽生の成長を丁寧に追っていきたいです。 ➯大好きなお話と言っていただけて、本当に嬉しいです。心に残る話となれば嬉しいです。 ➯滝沢ファミリーの新居と、潤たちのマイホームですよね。両方書きます! 駿と想とクロスオーバーもまたしたいです。 ➯登場人物、ゆっくりじわじわ増えてきましたよね。登場の仕方が自然と言って下さって嬉しいです。瑞樹の事件はもう掘り返さないようにしたいです。トラウマがすべて消えることはないのですが、幸せで上書きして言って欲しいな。芽生やいっくんたちに小さなハプニング、それはあるかもしれません。  葉山三兄弟のお店の話、覚えていて下さったのですね。  夏休みにまさに期間限定でそんなこと考えていました。 **** 小話のこぼれ話 「今日は、待ちに待ったご住職様の座禅会ね」 「楽しみぃ~」 「月影寺のご住職様って、本当に美形なのよね」 「あー ワクワクする! 麗しの翠さまぁ~」  山門で掃除をしていると、わらわらと色めきだったお客様がいらっしゃいましたよ。  そうでした! 座禅会はあれで終わりではなかったのです。 『夕焼けの月影寺~特別座禅会~』  そんな触れ込みで先日、募集をかけましたね! 「こんにちは~! 座禅場はあちらです」 「あら、寺の小坊主ちゃんってば、お風邪なの?」 「……もごもご」  僕はですねぇ、今……むしばマンなんですよぅ。  とは……答えられません。  あぁ、虫歯になるんて、いい大人が恥ずかしいですー!  だから、マスクで隠しているんですよ! 「これ、お供え(貢ぎ物)です」 「私も!」  座禅場に案内すると入り口で次々と渡されたのは、お供えの和菓子でした。 「ご住職様に食べていただきたくて」 「ご住職はあんこがお好きだとお聞きしたので」  なんと! あんこ、あんこ、あんこ尽くしではないですか!  これは回り回って、僕の胃袋に入る奴ですよー!  ひゃっほう!  ウハウハしていると、突然全部取り上げられた。 「あー! なにするんですかー!」 「よっ、小森」 「あっ、流さん。返して下さいよー」 「これは虫歯の治療をしたらな」 「うう……いじわるですね」 「お前なぁ、いい歳して、いじわるとか言うな-」 「だって……はいしゃさんこわいですぅ」  メソメソすると、流さんが慌てた。 「おい、泣くな。お前を泣かすと翠に怒られる。それより座禅会の様子を覗き見しようぜ」  作務衣姿に長髪の黒髪を無造作に束ねた流さんが、悪戯っ子のように笑っている。そのまま廊下に回り、手に唾をつけて障子をブスッと!  ちょっ! 今時そんなことやるんですか。  それこそ翠さんに怒られるやつー! 「ふむ、やっぱり……見事に女性ばかりだな。みなホクホクした顔をしているな」 「……ご住職のファンは手厚いお方ばかりですからねぇ、あんこの量も増し増しです!」 「うぬぬ、皆、煩悩……塗れじゃないか。小森、お前にもアレが見えるだろう」  僕も片目を瞑って穴を覗いて、「ひゃ!」と驚いた。 「どうした?」 「すごい……熱気と妖気です!」 「ははは、小森も邪気を感じたか。あいつら煩悩を祓う気なんてサラサラなさそうだな」 「えぇ、あれは煩悩を蓄えにきたようです」  そこに翠ご住職さまの登場です! 「ひゃー!」 「おい、さっきから何だ? 翠がどうかしたか」 「ご住職さま、先程の座禅会でお疲れのようで……陰りが」 「なぬ?」 ****  小森を押し退け穴から覗くと、疲労困憊の翠が立っていた。  あっ! おい! そんな調子で、あのしぶとそうな煩悩を祓えるのか!  目敏いご婦人方が、すぐに響めき出す。  あーあ、やっぱ見逃すはずないよな。  翠の陰りが、男の色気を生み出していることを。 「ねね! 今日のご住職さま、色気、増し増しじゃない」 「すごい艶めいてみえるわ」 「少し御髪が乱れて、項が色っぽい」 「た・ま・ら・ん! フンっ!」  カタカタ……  おいおいご婦人方よ……  あなたたちの荒い鼻息で、障子が揺れたぞ! 「……鼻血よりはマシですよぅ」 「ん? なんか言ったか」 「いーえ!」  ****  なんだ……この熱気は?  皆、今日の座禅会にご参加の方は、すごい煩悩を抱えたご婦人方ばかりだ。  本日二度目の座禅会に、僕は途方に暮れていた。 「今から始めます」 「はーい💕」 「はぁい💕」 「~💕」 「~💕💕」  ……翠、落ち着け。  精神統一しろ!  皆、一見大人しく座禅の姿勢に入っているが、どんどん煩悩を飛ばしてくる。  💕💕💕~!  警策を持って厳かに歩くが、煩悩が多すぎて祓えない!  しかも……どうして座禅場がこんなに暑いんだ?  根負けして、次々に飛ばされる💕を避けながら歩いていると、身体が汗ばんできた。  住職たるものが、汗をかくわけには……  そう思うのに、額にうっすらと汗が浮かんでいた。 ****  おまけ話なのに、長くなってしまいました。  座禅会参加者の目線で、読んで下さいね💕  今日もよい1日でありますように🍀
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