おまけ話&🍓

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おまけ話&🍓

おはようございます。うみです。 今日は雪予報ですよ。細かい雪が朝から降っています。 今日は仕事なので、雪が酷くなりそうだったら、早めに帰宅します! 昨日、12月に申し込んでいたふるさと納税でイチゴが届きましたよ。 申し込んだのはこちらです➯ふるさと納税 茂木町 いちご 【美土里農園】朝採れ完熟とちおとめ レギュラー(4パック) 9,000 円の寄付金額でこんなに立派なイチゴが届くなんて感激です🍓 d1804839-dcbd-44a6-aa87-84ff78262432 土壌にも拘って作られているようで、本当に上等な味です。 いろんな品種がありますが、私は『とちおとめ』が大好きです。 甘みと酸味のバランスが程よくコクがあって、あと果肉が詰まっているのでしっかりとした歯ごたえがあり、まろやかでジューシーです。 今はもう受付期間外なので、また12月くらいになったら申し込もうと思います。 **** アラジンのオーブントースターで焼き芋をつくってみました。 今までの中で、最高の出来でした。 ねっとり甘く、ほくほくに。 これは……またサツマイモ買ってきます。 アラジンのトースターはすごくいいですよ。 広島のアンデルセンのレストランにも置いてありました。 駿と想の家にもこのトースターありそうだなと妄想してます💕 c927620a-cc4c-40f6-9da4-dd4a622a5c41 **** 『幸せな存在』のコメントの続きです。 7590eae3-fc55-46dd-958f-e4bea0ef691c ➯宗吾さんも瑞樹も本当にいろいろありましたよね。彼等の幸せそうな様子を書くのは、私の癒しでもあります。現在割とシリアス展開ですが、絶対にいつもハッピーエンドにしますので💕 ➯薙と芽生の関係って、きっと今後も続くと思うのです。 芽生が中学生の頃、同人誌では書きましたが、反抗期がやってきます。 そうですね。プチ家出……しちゃって、月影寺で薙と過ごす。 そういう展開書いてみたいです。 問題はいつ話をぐぐっと進めるかなんですよね。 幼い芽生といっくんも可愛くて。 ➯みっちゃん視点の葉山家。気になりますね!まだその視点ではあまり書いていませんでした!わゎ、書きたいことが膨らんできます。 ➯ほのぼの幸せ家族、ベースはそこです。小さなハプニングは起きても いつも必ずハッピーエンドですよ💕途中まで読んで下さっているのですね、すごい話数になってしまって……でも追いついていただけたら嬉しいです。ありがとうございます。 **** おまけの話 「流、ちょっと絵筆を貸しておくれ」 「翠が絵を描くなんて、珍しいな」 「絵心はないけどね」  翠がさらさらと筆を走らせる。  写経で筆の扱いには慣れているので、とても美しい線を描き出す。   「あのね、こういうの作れるかな?」 「ん? 羽織か」 「よかった。ちゃんと羽織に見えたんだね」 「当たり前だ。翠のことなら何でも分かるのさ」  俺の発言に、翠は目を細める。 「流のそういう所が大好きだ」 「サービスがいいんだな」 「……下心があって」  翠の下心! 最高だ。  それ、欲しい、大好物だ! 「りゅう……変な気を起さないで……」 「で、これは誰の衣装なんだ?」 「小森くんに……新しい服を作って欲しくて」 「なんだ小森にか」 「うん、今年の冬は例年より寒くて雪も多いし……あの子は、いつも小坊主姿だから、何か羽織るものがあればいいなと」 「なんだか翠の子供みたいだな。羨ましい」  翠は筆を置いて、俺の首に手を回してきた。 「流が僕の子供では……困るよ……」  翠からの積極的な口づけ。  甘く上品な味が広がる。  あぁ……最高だ。 「分かった。すぐに作る」 「ありがと。あのね、これは歯医者さんに行ったご褒美にしたいんだ。だから……」 「あぁ、すぐに作るよ。それにしても、小森はいい待遇だな。ご褒美なら、色合いは桜餅みたいにしたらどうだ? 少しはあんこを食べる回数が減るかもよ」 「ふふ、いいね。流に任せるよ。流はとてもセンスがいいから……僕の衣装もいつも檀家さんから誉められるよ」  なぬ? いつの間にそんな会話を……油断も隙もないな。 「翠の衣装のセンスを誉めてもらうのは嬉しいが、あまり気安く話し掛けないで欲しい」 「……何もないよ?」 「何かあったら困る!」  数日後……小森は菅野くんに連れられて歯医者に行くことになった。 「小森くん、帰ってきたらご褒美をあげるからね」 「それは、あんこですか!」  ったく、懲りない奴だ。  翠が隣で苦笑している。 「うーん、あんこみたいなの……かな?」 「あんこに準じるものって、なんでしょう? うぐいすあんですか。ずんだあんですか。あーーワクワクしてきました」  はぁ? そっちー? 相変わらず脳内あんこ野郎め! 「……え? えっと……とにかく、しっかり治療してもらうんだよ」 「ううう……やっぱり怖いです」  小森が頬を押さえて、ピタッと翠にくっつく。  ったく、お前がくっつくのは菅野の方だろー 「あぁ、こんなに震えて……可哀想に。かわってやりたいよ」 「ううう、僕、頑張って参ります」 「大丈夫だから……頑張るんだよ」 「ご住職さまぁ~」  ……勝手にやってろ。  菅野、もっとビシッとしろーー!  菅野に念を送るが、アイツは人が良すぎる。  翠と小森の様子を、仏の心で、目を細めて眺めていやがる。 「ほら予約時間が迫っている。さぁもう行け!」  とぼとぼと歩く小森の横に、菅野が並ぶ。  なにやら必死に励ましているようだ。 「風太、階段は危ないから手を繋ごう」 「はい!」  小森の表情もぐっと柔らかくなり、二人は手を繋いで山門を降りて行った。    まぁなんだかんだいってラブラブなふたりだ。  二人の姿が見えなくなった所で、俺は出来上がったばかりの衣装を翠に見せてやった。 「ほら、出来たぞ」 「いいね。美味しそうな色だこと」 c91c3666-d76b-47a8-a44a-470789960b47(まるさんメイドです)   「流、ありがとう!」 「俺にも褒美はあるのか」 「……こ、今宵は……また雪は降るかもと……」 「寒そうだな。じゃっ同衾するか」 「……そうしたい」  自分から誘うのに慣れていない翠の緊張が伝わって、グッときた。 ****  今日もよい1日でありますように💕
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