バレンタインの余韻

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バレンタインの余韻

おはようございます。うみです。 昨日次女が、「みんなに美味しいって言ってもらえた~💕」 と満足そうに帰宅しました。でも少し足りなかったそうで、急遽また作ることに。二日続けて午前様は眠いです。なので今日はちょっと二度寝をしてきますね😂 昨日は同人誌を放り投げてバレンタインの話を書いてしまったので、作業が遅れているので、そちらに集中します。 **** 読者さま(ももりんちゃん)が可愛いタオルとチョコレートを贈って下さいました💕 毎日コツコツ書いているので、差し入れ糧になります😭ありがとうございます! チョコレートの箱が可愛い! そしてくまさん🐻の刺繍は、すぐに口元を確認。 ほつれていませんでした😆 4f77692d-f8d5-47b4-8751-168436b2b159 現在『幸せな存在』少々辛く重たい展開ですが、力を合わせて良い方向に進めるように、私も頑張ってしっかり書いていきますね。 それから昨日『今も初恋、この先も初恋』を更新しました。 dd0e31fc-e284-42e6-b087-f99c6bfba07d b7f87c1e-7c45-49cc-9a71-7255a92956b4 バレンタインスペシャル『甘い視線』 昨日の小話で菅野と会った後の、駿サイドの話です。 ⇩ https://estar.jp/novels/25931194/viewer?page=162&preview=1 スペシャルゲストが2組出て来ます💕 頑張って書いたので、良かったら💕 誤字脱字誤変換、途中で修正しましたが、いろいろあってすみませんでした! 今日は、この書き下ろしからのこぼれ話を少々。 こぼれ話なので、かなりフランクです。 **** 「流……ちょっといいか」 「どうした?」 「あのね……実はこれを、またもらったんだ」 「何を?」  翠が差し出したのは江ノ島にある水族館のペア・チケットだった。 「水族館じゃないか、懐かしいな」 「その……日付指定なんだ」  翠が目元を染めて見せてくれたチケットを奪い取ると、2月14日という印字が目に入った。 「バレンタインの日じゃないか。ちょっと待て、これ誰からもらったんだ?  まさか檀家さんか」  この前の座禅会で、翠を虎視眈々と狙う輩は山ほどいることが分かった。 (⇧檀家さんに向かってその言い方!😂by海) 「いや、宗吾さんからだよ。バレンタインイベントの仕事で関わったみたいで」 「おぉ~ 流石、宗吾だ! でかしたぞ! それに平日なら寺を抜けやすい」 「じゃあ、一緒に行ってくれる?」 「当たり前じゃねーか! 小森ー! 小森はどこだぁ」 「はーい! お呼びですかぁ」    事情を話すと、小森は快く引き受けてくれた。 「いいですよね、14日はチョコの日ですもんね。じゃあ僕はどら焼きの日に休みたいです」 「ん? そんな日あったか」 「4月4日ですよー 4と4を合わせたしあわせ(4合わせ)の日に『みんなが幸せになれますように』という願いを込めて制定されたそうですよー」 「へぇ、どっちかというと宗吾たちの『幸せな存在』記念日じゃないか」 「僕の日ですよ-」 「わかった、わかった。とにかくその虫歯早く治せよ」 「もう少しですよぅ」    バレンタイン当日。  翠の衣装担当は、もちろん俺だ。  焦げ茶色のタイトなパンツにミルクティー色のカシミアセーター、ベージュのコートを羽織らせた。  よしっ、今日も上品で美味そうだ。  和装もいいが、今日はチョコレートをイメージした組み合わせだぞ。 「翠、行こう!」 「……流、このコート、サイズ間違えてないか。これでは袖が長くて手が見えないよ」 「それがさ、この前盗み見した母さんの小説にさ、大きめのダッフルコートを着て萌え袖の中で手を握るってシチュエーションがあって、アレ、やってみたい」 「もえそで?」  翠が不審そうに袖を見つめているので、実践してやった。 「つまり、こういうことさ!」  翠の袖の中で手を握ってやると、翠は目を見開いて途端に頬を染めた。 「萌えって……そっちか……これはちょっと……恥ずかしいよ」 「駄目か」 「うーん」  翠は最初は呆れ顔だったが、最後は微笑んでくれた。 「よし……あの頃は手も繋げなかったんだし……水族館でなら出来るかもね。流の望みは、いつだって僕の望みだよ」 「翠は、いつも優しいな。早く行こう!」 **** 今日もよい1日でありますように🍀
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