こぼれ話& 初恋ぬい💓お披露目

1/1
前へ
/1351ページ
次へ

こぼれ話& 初恋ぬい💓お披露目

おはようございます。うみです。 休日はゆっくり更新です🌸 ルピシアから定期便のおたよりが届きましたよ。 4fc419c4-c1b7-4f05-9ae4-7d957ef8762b 半年以内に3000円以上購入すると、6ヶ月間「おたより」を送って下さいます。その中には素敵な紅茶のティーパックが2つ入っているのです。 これが季節感があって素敵なので、お楽しみです。 オススメですよー🌸 今月は、春らしくて可愛いです! 59e88d21-0196-4363-b25a-82b4fd00fcfd 私の中では春と言えば、4月2日の春庭 春庭と言えば、春の桜色🌸 桜色と言えば『今も初恋、この先も初恋』ですね(笑) https://estar.jp/novels/25931194 80322731-cfb8-44f5-9abc-83db2769a3ca この二人を、なんと、なんとですよ! まるさんがぬいにしてくれました💓 春庭までナイショにしようかなとも思ったのですが、こんな可愛い子、隠し通せません! なので……本日、先行してお披露目します! 駿と想です💓💓 9cca423d-e7e3-48b3-8d62-12314fc058e4 どうですか💓 すごく特徴を捉えていて、可愛い二人ですよね💓 これはセリアのセーターと靴を身につけています(セリアの推し活グッズすごいのですね~ ズボンはまるさんが作ってくれました。  春庭本番は、初恋の二人らしくまるさんメイドのスーツで行きますよ! まるさん~ いつも作品に寄り添って下さって、嬉しいです。 いつも沢山絡んでくださって、作品も大切に読んで下さって、本当に嬉しいです。 作品をじっくり読んでいただけて、ぬいを作っていただける。 こんな幸せなことはありません。ありがとうございます🌸 ce0793f9-4546-430d-9864-2541c3d4a48f 同人誌の書き下ろしでは、こんなイメージの……桜の木の下の二人を書きましたよ。 というわけで、今日は初恋のバレンタインの話からの『こぼれ話』です。 翠と流も出てくるバレンタインスペシャル『甘い視線』はこちらです。 https://estar.jp/novels/25931194/viewer?page=162 ****  僕はバレンタインに手作りのお菓子を贈りたくて、駿が残業の晩、思い切って実家に向かった。  お父さんもお母さんも喜んで迎えてくれ、相談するとスノーボールクッキーはどうかと提案してもらった。  早速、お母さんとキッチンに立つ。  バターと砂糖を混ぜ、そこにアーモンドプードルと小麦粉を加えて一つにし、生地を1時間寝かせた後、手で小さく丸めていく。 「お母さん、どうかな?」 「そうそう、上手に丸められたわ」 「なんだか粘土遊びをしているみたいで楽しいね。そういえば僕が小さい頃、お母さんと子供部屋で粘土でよく遊んだよね」  懐かしいな。  喘息が酷くて公園遊びが出来ない僕は、砂場遊びや泥遊びが出来なかった。その分、お母さんと粘土遊びをした。  お母さんは、いつも子供の遊びに優しく付き合ってくれた。 「お母さんは手先が器用だから、丸めるの上手だね」 「ありがとう。想も上手よ」 「そうかな? あ、転がるね」 「駿くんのサッカーボールみたいね」 「確かに!」 「駿くんのはチョコレートでコーティングしましょう。その方がバレンタインっぽいわ」 「うん!」  楽しく作っていると、お父さんが書斎から出て来た。 「お、楽しそうだな。お父さんもやってみるよ」 「あなたが?」 「私も仲間に入れて欲しい」  ところが、なんでも出来ると思っていたお父さんだったのに、成形は駄目駄目だった。 「お父さんってば……それ……ニョロニョロした蛇みたい」 「んん? なんでこうなるんだ?」 「ふふっ、手の平の中央において、もっと優しく転がさないと」 「優しくか、力を込めすぎても駄目なんだな」 「そうみたい」 「難しいなぁ、そうだ、私は味見係がいい」  えっ、そんな係あったかな?  こんがりと焼き上がったスノーボールを網にのせると、お父さんがパクッと口に入れた。 「熱いな」 「あなたってば、まずは素熱をとって、粉砂糖をまぶすのよ」 「そうか、じゃあ、いい子にまとう」 「じっとしていてね」 「あぁ」  お父さんとお母さんって……こんな関係だったかな?  とっても楽しそう!  その後……  粉砂糖をまぶしたスノーボールクッキーとチョコをかけたもの二種類作ったはずだったのに、粉砂糖の方はお父さんが端からパクパク食べてしまった。 「もう、お父さんってば、食べ過ぎだよ」 「はは、想の手作り、美味しいな」 「お母さんには敵わないよ」 「可愛い息子からのバレンタインの贈りものだと思っていただいたんだよ」 「お父さん……いつもありがとう」  お父さんが目を細めて、肩を抱き寄せてくれる。 「想、幸せそうだな」 「うん……とても、とても幸せだよ」 **** 今日もよい1日でありますように🍀    
/1351ページ

最初のコメントを投稿しよう!

825人が本棚に入れています
本棚に追加