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こぼれ話とcollage
おはようございます。うみです。
昨日はいろいろ両親のこと、アドバイスして下さってありがとうございます。
皆さんの実体験、参考になりました。
とりあえず大切なものは、こちらで保管なり、写メをすることにしましたよ。
結局パソコンのログインもappleIDも致命的なことに……登録していたメールアドレスを解約してしまっていて使えなくなっていたので、パスワードのリセットが出来ず😭まだ復旧の目処が立たずです。
今日また問い合わせてみようと思います。とほほ……
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『幸せな存在』
しんどい展開にも関わらず皆さん付いてきて下さって感謝しています。
私の娘も9歳(小3)で同じ病気で入院し、二回、点滴治療をしましたが、熱が下がってからは順調に回復しました。なので芽生も、もうひと頑張りですね。
もう少し元気になったら、こんな光景が見られそうですよ💕
芽生はまだ小学2年生。
入院中はまだまだ甘えっ子でいいかなと、思っています。
小話のこぼれ話(なかなか終りませんね)
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「翠、小森を知らないか」
「本堂にいなかった?」
「それがいないんだ。アイツまた庫裡に籠っているんじゃねーだろうな」
「えっと怒らないでやって。僕が呼んでくるよ。おやつの時間だったからだよ。きっと」
「翠は小森に甘いよな」
「可愛くてね、つい」
時計を見ると15時半。
この時間なら間違いなく小森くんは、庫裡でおやつを食べているだろう。
庫裡に向かって歩き出すと、小森くんがやってきた。
「ご住職さまぁ~ お帰りなさい」
「いい子にしていたかい?」
「はい、用意して下さったお饅頭、美味しかったですよぅ」
「虫歯になるから少しだけだよ」
「はぁい。残りはお夜食にします」
「えっと……小森くん歯磨きをちゃんとするんだよ」
「はーい!」
そこに流の呼び声がする。
「おーい、小森、早くしろ! 御朱印の列が出来ているぞ」
「畏まりましたー」
ふふっ、小森くんはおやつの後は元気いっぱいだね。
あれ? 庫裡の電気が付けっぱなしだ。
前に立つと、中から洋くんと薙の楽しそうな声が聞こえてきた。
二人は年齢は離れているが、仲良し兄弟みたいで微笑ましい。
お邪魔しては悪いね。
Uターンしようとしたら、熱い視線を感じた。
「誰かな?」
キョロキョロと見回すと、あざらしのリューのぬいぐるみが廊下に置き去りにされていた。
「リュー、どうしたんだい? 中に入れてもらえなかったの?」
この子は流と似ているので捨て置けない。
「お前はぬいぐるみだけど、存在感があるねぇ」
抱き上げて……周囲に誰もいないことを確認してから、ギュッと抱きしめてあげた。
「ん……あったかいね。甘い匂いもする……ん、でも、この匂いって……」
嫌な予感がして胸元をみると、僕のシャツにべったりとチョコレートがついていた。わ! これは流がバレンタインにくれたものなのに、どうしよう?
「え? リュー 溶けちゃったの?」
廊下は薄暗いので、リューをひきずるように抱えて洗面所に駆け込んだ。
明るい所でよく見れば、リューの身体がチョコレート塗れになっていた。
「くすっ、洋くんのチョコレート戦争に巻き込まれたみたいだね。さて、どうしようかな?」
リューの身体を洗ってやらないと可哀想だ。
僕は最初は洋服のまま腕まくりをして、ズボンの裾をたくし上げて、ゴシゴシとリューを洗っていたが、水飛沫が飛んでチョコ塗れになってしまった。
「僕も道連れに? ならば……いっそ……」
こうなったらまだ少し早いが、風呂に入ってしまおう。
もう流が湯船に湯をはってくれていたので、浴室内は白い蒸気がたちこめ心地良さそうだ。
「お前……本当に目元が流に似ているね。困ったな……そんなに見つめられると……ドキドキしてしまうよ。それにこの肌質……やっぱり……」
リューの大きな身体を撫でながら目を閉じると、逞しい流の裸体が脳裏に浮かんできた。
抱かれる時、僕はいつも流の広い背中に手を伸ばし、濡れた熱い肌に触れている。
「困ったな。お前に触れていると……僕、変な気持ちになってしまうよ」
下半身が重くなり、もぞもぞしていると……突然浴室の扉がガラリと開いた。
「‼‼」
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今日もよい1日でありますように🍀
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