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こぼれ話&春庭準備
おはようございます。うみです。
二度寝してしまったら、春庭当日、スペースの机に敷く予定のクロスを忘れた夢を見て、焦りましたよ😅
なので覚書としてエッセイに……
実は初恋らしい色合いのクロスを購入しました。
スイス製の刺繍入りで、可憐な桜色に一目惚れ🌸
上品な想に似合いそうですよね。
これ……実は同人誌の書き下ろしにも登場させているので、探してみて下さいね。
私はついスペースの装飾にも力を入れてしまいます。
創作の世界を作り出すという空間プロデュースみたいなのも好きなので。
秋庭はこんな感じでした ⇩
独自路線ですよね😅
でもここは私のスペースなので、私らしく楽しもうと思っています🤗
ぜひ初恋の世界を見にいらしてくださいね。
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こぼれ話の続き、
気になる所で終っていましたよね。
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僕を褥で抱く流を思い出し
真っ昼間から股間を昂ぶらせるなんて……
僕は節操無いね。
一体、いつからこうなってしまったのか。
流に夜な夜な抱かれているからなのか。
座禅会で祓うことが出来なかった煩悩は、今もここにいるようだ。
そっと薄くなった手術痕を撫でると、胸の尖りに手があたり思わず前屈みになってしまった。
「あっ……うっ」
その瞬間、扉がガラッと突然開いたので、真っ青になってしまった。
目を見開くと、流が呆然と立っていた。
「りゅ……流」
「物音がすると思ったら……翠がどうしてリューと風呂に? リューの奴、薙にもらわれたはずなのに、おめおめと戻ってきたのか!」
「流、落ち着いて、日本語が変だよ。リューは何も悪くない。ただ戦に巻き込まれてしまって、僕が治療をしていたんだ」
住職あるまじき、苦しい言い訳だ。
嘘も方便だ、リュー許しておくれ。
僕の……を、隠しておくれ。
「戦? リューが討たれたのか! どこだ? どこがやられた? まさか薙にプロレス技でもかけらて破れたのか、ならば俺が縫ってやる」
「えっと……薙はそういうキャラでは……」
「そうかぁ、中身は俺だぜ」
「実は洋くんのチョコレート爆弾を浴びて廊下に……もう息も絶え絶えだったから……」
「そ、そうなのか……あぁ、そうか、今日はバレンタインだもんな。庫裡の壁がチョコでコーティングされる日が、また来てしまったのか。お前も気の毒に……洋の砲弾は容赦ない、威力もコントロールもないから、避けたつもりが避けた場所に飛んでくる」
「洋くんは変化球が上手いのだよ。投手に向いているかもしれないね」
「はははっ、月影寺野球大会をしたら、楽しそうだ」
流が納得してくれたようで、良かった。
「えっ、流、お前、いつの間に」
ほっとしたのも束の間、流がポイポイと作務衣を脱いで真っ裸になっていた。ちゃっかりしてるよ!
その股間の昂ぶりに、押さえ込んだはずの煩悩が弾けた!
「よせ……今は来てはいけない」
「リューといいことしていたくせに、俺とは駄目なのか」
流がドボンと湯に浸かり、僕の横にやってきた。
そして、そのまま逞しい腕を湯に潜らせ、僕の息子に触れてきた。
「あっ……うっ」
「ほらな、やっぱり、勃っていた」
「やめ……っ」
流に顎を掬われ、接吻を受ける。
「翠の相手はリューじゃなくて、俺だ」
あぁ……駄目だ。駄目なのに……変な気分になってしまう。
とまらなくなってしまう……
身体が過敏になっていく。
「ん……んっ……」
流にこのまま抱かれてしまうのか……
全てを委ねて、ぼんやりしていると、脱衣場で物音が。
続いて、賑やかで楽しそうな声も!
「えええっ!」
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今日もよい1日でありますように🍀
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