こぼれ話&ピザ

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こぼれ話&ピザ

こんにちは、うみです。 日曜日なのでのんびりとしたスタートです。 昨日はホームベーカリーで生地を作って、ピザを焼きましたよ トマトソース&ツナ&マヨネーズ&チーズ 手作りピザって美味しいですね。 きっと『幸せな存在』で大沼のお父さんとお母さんが芽生の退院祝いに作ってくれるのではと期待しています💕 8c8933a6-689e-490e-aa13-2d8bf7768339 朝食は姉が焼いてくれたプレッツェルとドリップ珈琲で💕 666dcb86-0aa8-49dc-a8b0-8b6c5e6559d3 一手間かける時間っていいな。 心にゆとりが生まれますね。 **** エッセイとBOOTHの看板を春らしく模様替えしました。 おもちさんが描いて下さった絵(季節毎の、コラージュ・アレンジ許可はいただいています)いつ見ても優しい雰囲気です。 エッセイ冒頭でも書きましたが、このSS名刺のイメージで描いていただいたものなのです。 31483660-ec4c-492d-8e75-8f2ea6adaa44 8a1f7f3c-9388-49e7-af1d-aa14c5b47242 12b76684-3d54-4fd4-8cc0-b43d298442b5 BOOTHの看板 昨日BOOTHから一斉メールも出させていただきました。 何人の登録者さまから、「新刊楽しみにしています」を言っていただけて嬉しかったです。ありがとうございます。 もう春庭まで1ヶ月ちょっとなんですね。 d12637c6-2892-4fab-9210-773dc1ee229d 小話のこぼれ話 ****  翠……翠……  可愛いな。  俺の愛撫に、こんなに感じて、こんなに乱れて。  淡く色づく胸の尖りを捏ねましながら、口づけを深めていく。  このまま、ここで抱いてしまいたい。  そんな衝動に駆られた瞬間、脱衣場から声がした。 「りゅ、流、鍵は?」 「やべー 誰かいるのか確かめるだけのつもりだったから、閉めてなかった」 「ば、馬鹿!」 「翠が艶っぽい顔でリューと浸かっているからいけないんだぞ。我を忘れちまった」 「ぼ、僕のせいなの? とにかくまずい! 流、とにかく離れて……」 「分かった!」    俺たちはリューを盾に肩まで湯に浸かり、顔を伏せた。  湯の中で、俺は当たり前だが、翠のものの明らかに勃っていた。  翠……さっきので、こんなに感じてくれていたんだな。  とにかく、今は……出るに出られない状況だ。  すると、ガラガラと浴室の扉がゆっくり……ゆっくりと開かれた。  声の主は一体誰だ! 「だれか、そこに、いるんでしゅか」 「‼‼」 「わぁ♡ あざらししゃん!」  このあどけない声は…… 「いっくん、中にだれかいたの?」  更に、この可愛い声は! 「えっと、えっとね……めーくん、ここって、すいぞくかん?」 「え?」 「だってね、おふろに、あざらししゃんがいたんでしゅ。すごいでしゅ!」 「ほんと?」  げげっ、いつのまにエンジェルズがやってきたんだ?  わらわらと子供らが入って来た。 「わぁ~ 本当だ」 「ねっ、しゅごいでしょ!」 「いっくん、こわくないの?」 「うん! すいぞくかんで、あざらししゃんさわったけど、だいじょうぶだったもん。めーくんは?」 「ボクもこわくないよ。だって、これは……ぬ……」 「なぁに?」 「ううん、ところで、すいさんとりゅーさん、そんなところで何をしてるの?」  いっくんには見えなかったようだが、小学生の芽生くんには隠れていたのがバレバレだ。 「えええっと……」  翠がしどろもどろになる。 「それはだな……」    白昼堂々翠を抱こうとしていたなんて言えるはずもなく、あざらしとお風呂に浸かっていた理由……子供が納得する理由は……なんだ!? 「あざらししゃんとおふろ、いいなぁ……」 「え?」  いっくんがどんどん洋服を脱いで、すっぽんぽんになっていた。 「いっくんも、いーれーて」 「いっくんってば」  芽生くんが止めてくれるのかと思いきや、芽生くんもすっぽんぽんになっていた。 「ボクもはいる! すいさんとりゅーさんという大人がいるんだからいいよね。お兄ちゃんもすいさんとりゅーさんの言うことをよく聞いてっていってたもん」 「うんうん」  ギャー!  許可してないって!  いっくんと芽生くんが、ドボンと湯に浸かってきたー!  俺たちは必死に体育座りになり、股をギュッと閉じた。  いくら子供にだって見せられない!  こんな臨戦態勢の股間を……  幸い二人ともあざらしのぬいぐるみに夢中だ。  ニコニコとリューに触れている。 「すいさん、ここ、すいぞくかんみたい」 「う、うん、そうだね」 「りゅうさん、このあざらし飼ってるの?」 「あ、あぁ、だから身体を洗ってあげようと思ってな」  嘘じゃないよな。嘘じゃ…… 「そうだったんだ。ボクもおていれ、てつだうよ」 「あぁ、頼む!」 「いっくんもゴシゴシする」  小さな手が、リューの身体をペタペタ、ペタペタ。  まるで俺がいじくられているような気分でくすぐったいぜ!  よし、この調子で、勃っているものが収まるまで大人しくしていよう。  可愛いエンジェルズと戯れるのも悪くないか。  ところが、ほっとしたのも束の間……  また脱衣場から声がした。 **** 『幸せな存在』の方も、明るい兆しが見えてきました。  だいたい時系列で、このエッセイの小話は芽生の退院2週間後です。すっかり元気そうで良かったですね。 今日もよい1日でありますように🍀    
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