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こぼれ話&同人誌先行予約は11時まで
おはようございます、うみです。
本日11時で同人誌の先行予約は終了しますね。
https://shiawaseyasan.booth.pm/
11時でBOOTHは一旦在庫0にし、あとは4月2日の春庭後、在庫を補充する形です。あまり多くないので、確実にと思って下さる方は先行予約をご利用ください💓
昨日は、同人誌の相談にのって下さってありがとうございます。春庭にいらっしゃれない方の方が、私の読者さまの場合は圧倒的に多いので、BOOTHでいずれ何かしらの形でと考えています。日本全国、いろんな県の方が読んで下さって感激します。北海道から四国、沖縄まで……ありがとうございます。
読んで頂けるだけでもありがたいのに、お手元に紙本としてお迎えくださるなんて、本当にありがとうございます。今回も多くの方から沢山のBoostをしていただきました。私の創作活動の糧となります。お礼を同封しますね💓
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『春色ワンピース』
昨日は長女の歯医者さんにつきあって、そのあとお買い物。春色ワンピースを購入しました。
淡い若草色は、瑞樹カラーです💓
駿と想にも似合いますね!
このワンピ、春庭に着ていこうかな🌸
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『同人誌のカバー表紙すべて公開します』
帯の折り込み部分にもキメ台詞を配置していただきました。
初恋のふたりらしさが溢れているなぁと。
これを紙本で手に取る日が間もなく、やって来ます。
私もワクワクドキドキしていますよ😊
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昨日は朝からR18を書いてしまいました。
読んで下さってありがとうございます。
『幸せな存在』で今は芽生が入院中ということもあり書けないので、翠と流で炸裂してしまいました💓
『幸せな存在』では……芽生の41話に渡る入院話がようやく終わり間近です。あとは明るい展開なので楽しみになさって下さいね。
では小話のこぼれ話の続きを(書き散らかしていますよね)
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それは嵐のような情事だった。
流が疾風の如く現れ、僕の身体に沸き起こる疼きを解き放ってくれた。
僕の身体は、流によって導かれていく。
もう、この先は、二人で流れる人生なのだ。
「翠、ベトベトだな。身体を清めてやる」
「んっ」
流に抱き起こされ浴室に入ると、さっき僕が放り込んだリューが寂しそうにタイルの床に転がっていた。
その瞳の寂しそうなこと。
「リュー、リュー、ごめんね」
僕はそっとリューを抱きしめてやった。
やっぱり流に似ている。
抱かれたばかりの僕の身体は、この肌質を覚えている。
「おい、おい、おい、翠、それじゃ、また繰り返すことになるぞ」
「あっ」
そうだった。僕はさっきリューのせいで欲情してしまったんだ。
「そうだね、この子は、やはり薙にあげよう」
「……そうだな。翠には俺がいればいいだろう」
「うん、薙、お土産だって子供みたいに喜んでいたしね。あの子が、あんなにぬいぐるみが好きだなんて知らなかったよ」
「まー、そうだな」
その後二人ががかりで、再びリューを天日干しにした。
リューからは相変わらず水がポタポタ滴っている。
すると薙と洋くんが、気まずそうにやってきた。
「父さん、さっきはごめんなさい」
「翠さん、ごめんなさい」
「……なんのこと? それより二人に頼みたいことがあって」
「なんでもやります!」
「このあざらしの水分を抜いて欲しいんだ。これじゃ腐ってしまうよ」
「あ! ですよね」
「父さん、オレたちに任せて」
「頼んだよ」
僕が湯船に浸けたせいだけど、そこは伏せておこう。
そもそも、二人がチョコレートをつけたせいだからね。
「流、そろそろ母屋に戻ろうか」
先程まで流と肌を重ねていたのを悟られぬように袈裟を身につけ僕は、スッと背筋を伸ばして歩いて行く。
「……翠は、そつなくこなすな」
「流のためだ」
「そうだな、俺のためだ」
振り返ると、薙と洋くんがリューに馬乗りになり、手足をギュウギュウと絞っていた。
ギョッとしたが、素知らぬふりをした。
リューはリューで、僕の流はここにいる。
あれは……流であらず。
「イテテ……なんか手足が痺れるぞ」
「き、気のせいだよ。行こう! 客人のもとへ」
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今日もよい1日でありますように🍀
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