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俺のI日はいつも同じだ
朝6時起床
朝ごはん食って歯磨いて、仕事に行く。
7時までやって(残業あるから最近は9時までやってる。)
そして帰ってきたら風呂入って歯磨いて11時に寝る。
本当に何も変わらない日常だ。
でもそういう日常ってすぐ崩れるんだなぁと今になって気付いた。
終わりってのはいつも唐突だ。
…
正治:「絶対にこれは何かの間違いです!!!!」
社長:「うーん。でもねぇ‥。松崎さんがいうなら本当なんじゃないの?」
松崎というのはこの会社の会社員だ。媚び売って昇進しようとしてるひねくれ野郎だ。
松崎:「本当です!私見ました。会社のお金を横領してるところを!」
正治:「そんなの見間違いに決まってるだろう!社長、信じてください!!」
社長:「いや、私は松崎さんの言っていることが正しいと思う。」
正治:「はぁ!?」
社長:「だってお前最近仕事の要領も悪いじゃないか。残業も続いてるし…
その弱みにつけ込んでこんなことしたんじゃないのか?」
正治:「そんな…社長、お願いです!信じてください!!」
社長:「いや、俺はお前のことを信じることができない!君には会社を辞めてもらう!」
正治:「そんな…あんまりです!!」
社長:「わかってくれ…このことがバレたらこの会社の信頼が失われてしまう…お願いだ!!」
正治:「…‥‥‥わかりました。辞めてやりますよ。こんなところ。」
そういうと俺はすぐに荷物をまとめ、会社を出た。
心の中でなにかが崩れ落ちた瞬間だった。
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