運命の日

2/2

0人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
ピーッ…ピーッ…ピーッ… ガリガリッ っと嫌な音がした。 俺「…ッ」 刀鬼「うわぁ、これは派手にやりましたねェ」 俺「ま、これに受かればパーだけどな   頑張んねーとな…」 刀鬼(そんな事で士気上げるんすか…    やっぱテキトーな人だな) プップーーー!!! ???「そこどけよ邪魔なんだよ愚図が」 俺&刀鬼「あ?」 反射的に喧嘩腰になる俺ら。 ???「チッ…もういいわ」 と呟き、車(高そう)から降りる。 そして俺らの車に近づき…… ???「よっ」 俺&刀鬼「?!?!?!」 奴は俺らの車を片手でひっくり返した。 刀鬼「糞害虫が事態悪化しかしねぇじゃん」 俺はふと思う。こいつ口悪いよなあ、たまに ???「あ?文句あんのかよ」 刀鬼「ふざけんn… 俺「刀鬼やめろそのへんにしとけ」 刀鬼「ッッッ」 颯「覚えとけワイの名前は香野 颯や」 刀鬼「てめー…コウノ…ぜってー潰す」 俺「……………コウノ リク……」 どっかで聞いたことあるようなないような… 颯「おい、亜紀行くぞ」 刀鬼「亜紀……亜紀?!」 俺「どうした刀鬼 亜紀がなんだ亜紀って誰だ」 刀鬼「亜紀ってのは…………俺らの家族が    奇獣に襲われる前にいた隣の家の    まあ、俺にとっちゃぁ…幼なじみす」 俺「幼なじみ…」 コツ…コツ… 亜紀「…………」 ちらりとこちらを見て、亜紀は去っていった。 刀鬼「亜紀……………    奇獣による被害で    亡くなったはずなのに」 俺「………刀鬼、本当にあいつか?   名前が同じだけ、とかじゃなくて…」 刀鬼「ハイ………あの顔…髪型…    ゼッタイ、そうっす」 そうか、 幼なじみ か
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加