episode 16

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episode 16

【快】 桜咲尚人さん主催の若手経営者の交流パーティーの招待状が届いた。 加奈は嫌だが、兄の尚人さんは経営者の中では有名な人だ。 俺は直接会ったことはないが、俺の取引先ではよく聞く名前だ。 俺の取引先の人たちも招待されているだろう。 パートナー同伴必須となっている。加奈がくるのだろうか・・・ そんなところに佐那をつれていくのか? 「佐那。今度パーティーがあるんだ。」 「うん。」 「若手の経営者の交流って事で、親父のパーティーにきていた俺の 取引先の人たちも来ると思う。このパーティーに行かないわけには 行かないんだけど」 「ん?」 「パートナー同伴必須ってなってて、パーティーの主催者が桜咲尚人さんって いってあの桜咲加奈のお兄さんなんだ」 「・・・うん。」 「もし嫌だったら秘書にでも同伴頼むようにするから・・・」 「ヤダ・・・秘書さんでも快の隣にいるのは・・・私が行く!」 「大丈夫か?」 「大丈夫だよ。快の奥さんになるんだからパーティーに慣れないとね。 この前のパーティーは堂島さんしかお話しなかったから必要だったら 今度は紹介して欲しい。」 「佐那。ありがとう。今回はドレスじゃないから。かわいいワンピースでも 買いに行こうな!」 「うん。」 佐那は昼間は親父の秘書について仕事をしている。 マンションまでは親父の秘書が送り迎えをしてくれている。 今のところ桜咲加奈から何もない。それがかえって怖い。 だから本当はパーティーに連れていくのには不安がある。 でも俺がしっかり佐那を守ればいいことだ。 俺は佐那を抱きしめた。 「快?どうしたの?」 「佐那。愛してるよ。」 と俺は佐那をそのまま抱き上げてベットルームに行く。 「快・・・」 「嫌か?」 「嫌じゃないけど・・・パーティーもあるし・・・」 「優しくするから・・・」 と俺は佐那にキスをする。 軽いキスから佐那の可愛い唇を食べてしまうようなキスに変えていく。 キスの合間のとろけるような佐那の顔に欲情する。 「佐那・・・その顔反則だ」 「ん・・」 それからキスをしながら佐那の服を脱がしていく。 風呂上がりの佐那はブラジャーはしないからすぐに、形のいい胸が 俺を迎える。 俺はその胸に手を添える。 「や・・ん・・快・・・」 俺はありとあらゆるところにキスをする。 「快、キスマークはダ・・メ。パー・・ティー・・ある・・か・・ら」 「分かった」 といいながら佐那からは見えないところに一つだけキスマークを付けた。 どんどん佐那の息が乱れていく。佐那の太ももに触ると佐那の体が ビクビクと反応する。 最初は控えめな声もどんどん甘く可愛い声がでて俺を煽る。 俺もたまらず服を脱ぎ捨てる。 「佐那。もっと俺で感じろ。俺を欲しがれ。」 佐那への愛撫をさらに激しくする。 「か・・い・・・や・・も・・う・・」 「イッていいよ」 「や・・か・・い・・も一緒・・に・・」 あーー佐那が可愛すぎる。 「分かった。」 蜜があふれて俺をまっている佐那の中に入っていく」 「佐那。そんなに締めるな。」 佐那は俺を飲み込んで乱れていく。 「か・・い・・動か・・ない・・で・・」 「無理」 俺は佐那の中でおおいに暴れる。 「や・・・・も・・・う・・・イ・・ク・・・」 佐那はくったりとしていた。が、残念ながら俺はまだ達してなく、 佐那の中に入ったまま、佐那の体を起こした。 「か・・い?」 「佐那、もう少し付き合って」 と抱き合ったまま俺は佐那の奥を刺激する。 「も・・う・・」 俺が達したのと同時に佐那が俺にもたれかかった。 佐那は意識を手放していた。 「ヤバ・・」 俺は佐那をベットに残し、バスルームで体を拭く準備をして部屋に戻る。 佐那はまだ目覚めていなかった。 佐那の体をきれいに拭いて脱がした服を着せてから、自分もシャワーを 浴びて佐那の隣で眠りについた。
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