episode 6

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ここはどこだろう・・・。 昨日、バーで飲んで・・・それから・・・。 いろいろ考えていると、体が引き寄せられた。 「起きたのか?」 「/////////」 更に頭がパニック・・・気が付けば全裸じゃないのーーー。 「まさか覚えてないとか?」 「まあ・・・」 「あんなに俺にしがみついて感じまくってたのに?」 「・・・・」 確かに体の奥に久しくなかった感覚は残ってる。 「俺の名前も覚えてないのか?」 「それはなんとなく・・・快・・・」 「名前だけ憶えているだけいいか」 「ご迷惑をおかけしてすみませんでした。」 「迷惑は掛かってない。久しぶりに女を抱いて気持ちいいと思った。 佐那とは相性がいいみたいだ。」 女を抱いて・・・・見た目、女の人に困っている感じはしない。 「たまに会わないか?」 「それって・・・・セフレとしてですか?」 「俺としてはいつでも抱きたいが、佐那が俺としたくなったらすればいい というのはどうだ?」 「お断りします。私、今度お見合いするので・・・その方とうまくいけば 結婚するかもしれないし」 「見合いか・・・俺もあったな。俺は結婚する気がないが、仕事上 パートナーがいた方がいろいろいいらしく、親父が次から次へと連れてくる」 「彼女がたくさんいそうですもんね。」 「彼女じゃないよ。お互い変な感情はない。ビジネスだ。」 恋愛感情はない体のつきあいってわけか・・・。 私は起き上がる。 「私の着替えってどこにありますか?」 「さあ。いろんなところで抱いたからな」 どんだけしちゃったの???? 「もう少し、ここにいろよ」 「嫌です。帰ります」 ベットから出ようとしたら、腕を掴まれて組み敷かれた。 「佐那とするSEXが忘れられない。」 と獲物を捕獲するような目で見つめられる。 この人にこれ以上関わったらいけないと危険信号を感じる・・・。 でもこの人に興味をもってしまっているのも感じる・・・。 「佐那…抱かせろ」 と言うと私の答えも聞かず、私を食べつくすような熱いキスが体中に 降り注がれた。 「や・・めて・・・」 「昨日もそういいながら、俺を何度も受け入れてたぞ。佐那のやめては お願いという事だな」 「違・・・う・・・」 「違わない。ほらもう俺を迎える準備ができてる」 と私の中を確認する。 「佐那。俺が欲しいと言えよ。」 「欲し・・くな・・い」 「体は正直なのに、佐那は嘘つきだな。じゃあやめる」 「・・・・」 危険信号が鳴りやまない。でも・・・でも・・・・ 「やめ・・ない・・・で・・・」 快の事が気になって仕方がない・・・体も快を求めてる。 快は私をどうだと言わんばかりに笑みを浮かべて見る。 「よくできました。ご褒美あげるよ。」 と一気に私を快でいっぱいにされた。 「あ・・・ん・・・・や・・・」 「やっぱり佐那とのSEXはいいな」 快は余裕たっぷりで私を抱いた。 私は快にされるがままで、ただただ快楽に身を任せるだけだった。
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