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君は僕の存在をエゴだと言った。 例え僕の思いが起こした行動がエゴだとしても、きっと僕は続けてしまうのだろう。 何度も往復して土を交えた雪がズボンの裾を汚した。 僕の足跡が消した。彼女が一人で泣いた痕を消した。 この瞬間だけは二人の世界だった。
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