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・鉄格子越しに話す二人
眼鏡美人ことリアスは どうにか地下にある牢獄に入り込めた
「アラヌス 無事だろうか・・」心をためつつ 美人な彼は奥へと進んでゆく
フードを被った彼リアスは はやる気持ちを抑えて、慎重にゆっくり進んでゆき
「あ、ああ!アラヌス 無事なのですか!」
「あ、リアスか・・」「そうですリアスですよ」
アラヌスの酷い怪我、拷問を受けた姿を見て 蒼白になるリアス
「そんな・・なんて酷い扱いを」
「まあな・・奴らの歓迎のあいさつはひどすぎる」
シャラリと鎖の音がした
身体を少しばかり動かしたアラリス
「酒と上手いものが食いたい それから背中が痛いから
優しい美人に慰めのキスとか」
「アラヌス」鉄格子を握りしめて、涙がポロポロと流れて落ちるリアス
「・・・美人が泣く姿も悪くない 俺は笑顔も好きだけど」アラヌス
「もう、アラヌス」
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