打上花火と夏祭り

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この曲さ、男の子と女の子が夏祭りに一緒に行くんだけど、なかなか男の子が女の子に好きだって言いだせない、そういうもどかしさを描いた曲なんだよね。 彼らは線香花火をしながら色んな事を話すわけだけど、それでも男の子は女の子に好きだってことが言えなかった。 奇しくも、とのさんとの打ち合わせの中でこんな事を話したばっかりだった。 私の作品には、「大切な人を近くで眺めているけれど、ストレートに『大切である』と言えない(言わない)」人が良く出てくる、と。 まぁ要は、私の好きな世界観なんだよね。言葉には出せないもどかしさ。大切な人の近くにいるのに言い出せない切なさ。 そういうものが、この曲には溢れてる。
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