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守るべきもの
俺は、あのあと少し嘔吐し、まだ目眩が
しているが、それだけで俺は諦めない。
そんな強がりをしている内に、
試験が始まった。
俺「…」
刀鬼「先輩、大丈夫っすか?顔色悪いっすよ」
俺「あ、ああ…」
刀鬼「無理はしないで下さ」
ドォォォンン…
建物が崩壊する音。
処理をやっていたお蔭でよくわかる。
俺「行くぞ…多分奇獣だ…」
刀鬼「………はい…」
(先輩………なんかあったのか?
さっきから口数が
いつもの⅛にも満たない…)
(なんかあったら俺が)
俺「誰かが被害に遭っていないか探せ
怪我をしてたりしたら俺が」
__助ける
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