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「あっああっ!」
「ゆち⋯⋯由千!!!」
太腿に硬くなったアキのペニスがごりごりと当たる。
ぼくの何倍も大きなそれを、迎えいれた瞬間を思い出す。
首筋から鎖骨へ、アキに強く吸われた先に、次々に赤い花が咲く。アキの指が触れた場所が、ちりちりと熱を持つ。
「⋯⋯ね、ゆち。ここ、気持ちいい?」
胸の周りに触れられて、乳首を撫でられた。
「も、しらな⋯⋯アキが触ると⋯⋯感じる」
「ん。乳首、たってる⋯⋯」
アキが転がすように何度も乳首を舐めた後、軽く歯をたてる。
右手が、ぼくのペニスを柔らかく掴んだ。
「こっちも、たってる」
「あっんッ、やだって⋯⋯そこ」
乳首を齧られ、ペニスを上下にしごかれて、ぼくはもう我慢が出来なかった。
あっという間に、アキの手の中にどろりと濃いものを吐き出す。
はあはあ息をついていると、アキは手の平をぺろりと舐める。
「ば⋯⋯あきのばか!!そんなもの舐めたら」
「すっごい濃いけど⋯⋯。由千、ずっと我慢してたの?」
アキがティシュで手を拭きながら聞く。
ぼくはうろたえて、目を反らした。
「⋯⋯あんまり⋯⋯してない」
「マジで?つらくねーの?」
「アキとした時のこと⋯⋯思い出すから⋯⋯」
ぼくは、泣きそうな気持ちになった。
アキと一度肌を合わせたきり、体を重ねる時間はなかった。
したくなる時はあるけど、何だか一人でするのは寂しくてつらい。
「俺は⋯⋯由千、毎晩お前で抜いてる。お前とした時のこと、思い出しながら」
アキは、ぼくの顎を掴んでキスをした。上顎の裏を舐め、奥まで舌が入ってくる。
「んっんっ」
唾液が溢れて、口の端から顎に伝う。
欲を吐き出したばかりのペニスが、またすぐに熱を持つ。
ぐんと勃ち上がるのが分かって、恥ずかしくて仕方ない。
ぼくが夢中でアキの背中に両手を回すと、アキは手を伸ばして後孔に触れた。
縁を指でくるりとなぞられて、たまらない気持ちになる。
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