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ローズ「旦那!連れきたぞ〜」
俺「君の名は?」
タールツァイ「タールツァイ・ルーブルであります魔導師様」
俺「え?タールツァイって言うの?」
タールツァイ「ハイ!」
俺「へぇ、そう...じゃあ、君が付けている装備に用があったのだよ。」
タールツァイ「ではここでお脱ぎしますのでお待ちくださいませ。」
俺「ああ、下着も脱がなくて良いから」
ああ、危なかった昼間からアマゾネスの裸体を拝む所だったまぁ、嬉しいけども今はそうじゃない。このクロスボウガンの威力がどこまで貫通するか調べないといけんからな。
俺「じゃあ、タールツァイそこの案山子に君の装備をつけてあげて」
タールツァイ「この案山子ですね」
いくら彼女達が死体だからと言って皮膚も神経も表情も生前のまま昼間っから二十歳そこそこの娘が案山子の手入れをしている...そうに違いない。...と自分に言い聞かせないと理性が吹っ飛び兼ねない状況と言うことを理解して欲しい。
タールツァイ「準備出来ましたよ魔導師様」
俺「お、おう」
俺はクロスボウガンを案山子に向けて引き金を引いた。中装備を余裕に貫通したその貫通力はアマゾネスの装備も物ともしないかった。
...そうだろうと思った。
俺「うーん...やはり簡単に抜けてしまうか。」
タールツァイ「...(私の装備が...)」
俺「やはりな、タールツァイ、君の装備で何処か残して欲しい所はあるか?」
タールツァイ「この装備は敵からの戦利品で出来ています。なので残して欲しい所とは無いです。」
俺「本当に文句言わない?」
タールツァイ「はい!魔導師様が製作してくれるならこのタールツァイ、文句は付けません!」
俺「そこまで言ってくれるなら、君の装備を一から作り直そう。アマゾネス→女騎兵にでもなるかい?」
タールツァイ「騎兵でありますか」
俺「いやかね?」
タールツァイ「騎兵と言われてもピンと来ないものでして」
俺「そうだよね〜まぁ、1から作るから少しばかり触診するけど構わない?」
タールツァイ「ハイ!」
俺「俺もさ、鎧ってそんなに得意じゃないけど頑張ってイメージしてみるよ」
タールツァイ「お願いします」
俺は下着姿の彼女をボロボロな椅子に座らして彼女の背中→お尻→肩に手で触れて甲冑をイメージしながら彼女の骨格に合わせて調整していく。彼女曰く、俺が作った物には魔導師の加護が付くんだと、まぁ、現実ではあり得ないがここは異世界...彼女が言っているのだから間違いでは無いのだろう。
俺「ミル、ちょっと鉄の廃材を持ってきてくれ」
ミル「御意」
駄目だコイツら、フランクに話せと言ったのに全然喋ってくれない。
次に彼女の下半身に移る。
表の装甲を厚め反対側は通常に...っとメモる
次に腰辺りにポケットを追加
最後に上半身に移る。
両腕を触りながら脳内にイメージを埋め込んでいく、おっぱいの膨らみに合わせた胸部装甲のイメージを埋め込んでいく。
タールツァイ「まま魔導師...様...」
俺「もうすぐ終わる」
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