泡沫の夢

3/155
前へ
/157ページ
次へ
「申し遅れました、ボクは死神です」 …え。シニガミって、"死神"ですか? そんなバカな! 「今嘘だと思ったでしょ?」 「…うっ!だって、急に現れて死神だなんて」 「まぁ、いいんですけどね。この登場にもその反応にも慣れましたから」 「はぁ」 よく分からないけど、死神ってお仕事は大変らしい。 こうやって順番に人間様に出向いてお話をしなくてはいけないらしい。 それも話した途端に気味がられ、嫌がられ 最悪の事態になるとか。 うーん、納得。
/157ページ

最初のコメントを投稿しよう!

41人が本棚に入れています
本棚に追加