泡沫の夢

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選手交代になって、今度はわたしとユリカが並ぶ。 隣り合わせになってお互いに目配せ。 ユリカも緊張してるのがここからよく分かる。 その後ろで、志波くんと三浦くんが"頑張れー"なんて盛大なエールを送ってくれた。 第2ステージの選択画面が飛び出す。 上にはカウントダウンの秒読みがセットされてる。何故かわたしの画面だけに表示されてて慌てふためく。 …え?これ、わたしが押すの? 「敗者が選べるんだよ。好きなの選んで赤いボタン押して」 霧矢くんの助言を受けて、すぐにボタンを押す。ピタリと止まった先にはレインボーに光る音符のマーク。 「お!これ、イケるんじゃね?」 「モモちゃんセンスいい~」
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