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tea edge
紅茶の香りが揺蕩うそのカフェには、一人の無口な少女と一匹の黒猫がいます。
毎日少女は静かに紅茶を入れ、黒猫はカウンターで日向ぼっこ。
カウンターの奥には大きな棚があり、世界各国から集めた紅いお茶がきれいに並べられてます。
お店の奥には、大きな振り子時計があり、静かな店内に時を知らせます。
そのカフェのメニューには一言”あなたの紅茶”。
メニューにはそれだけ書かれています。
マスターの少女―猫葉 紅―は今日も静かにお湯を注ぎます。
tea edgeは辛い時、悩んでいる時、悲しい時、あなたの前に現れます。
まるで、猫のように。
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