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唇を噛み締めれば意地悪そうなサファイア色が満足そうに笑むのが見えた。
ゆっくりゆっくり
腰をすすめるのは、私の顔が見たいからだ。
自分の快楽だけ考えて早まらないのは、
「かわい」
私をいじめる方が気持ちいいから。
とんとん
「…ひ…ゃあ…!」
奥を穿たれて声が漏れる。
中がうねって、目の前がチカチカと白く点滅する。
「…は、もってかれそ」
ぞくり私のことを見つめるサファイア色が唇を舐める。
それから余裕無さそうに腰を振り始める彼。
だんだんと激しくなってくる動きに、高まっていく快楽に、我慢できなくなる。
「…ゃ、うしろもしてほし」
「はは、後ろ好きだもんね。」
手を伸ばせば
ぐるりと回転する体。
「…ぁう!」
ごりっ
彼を受け入れたまま体勢を変えれば奥まで届くからたまらない。
「ん。だぁめ、にげないの。」
「ぁ…」
腰を引こうとすれば伸びてきた手が枕を掴もうとした私を優しく引き寄せられた。
ぐっと奥まで穿たれて体を反らせた私の背中に落ちる唇。
「んんぁ!」
「きもちぃね?奥いっぱいだね?」
「…ん…ぅ」
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