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「で、あいつ誰なの?なんで友達なんて
嘘ついたわけ?それにしゅん、なんで泣いてた?」
「........」
だいちの声が先程は変わって少し怖い。
「なんで?」
「だいちには関係ない、、し、、さ、本当に
だいじょーぶだから!笑
でもさっきは本当にありがと〜」
「それほんとに言ってんの、?
しゅんのほんとの気持ちなの?
俺らまだ出会ったばっかだけどさ、そんなに言えないこと??
しゅんの笑顔みてたら心が苦しくなるんだよなんか。今のその笑顔だって、、、」
だいちが俺の目をみて真剣に話してくる
その時、
「おーーい!!!そこの2人!!!なにしてんだよ!!!!!科学おくれるぜー!」
突然声が聞こえ顔をあげるとりょうが声を上げながら走ってきていた。
この気まずい雰囲気から抜けられる、、
そこはりょうナイス!
とりあえずあいつとのことは話したくないし、これから先も話す気なんてさらさらない。
巻き込みたくもないし
はぁあぁぁぁぁぁあぁぁ。
気まずい。
結局あの事件があってから最後の授業がおわったこの時間までずっとだいちと目を合わせられていない。だいちも何も聞いてこない
だいちは俺のために助けてくれたのに俺はだいちに酷いことを言ったのかもしれない。
今まで誰も俺の事を気にとめる人はいなかったんだ誰も、誰一人として。
それなのにだいちは、、間に入り込んできた
俺は心のどこかでは助けてはほしかったんだと思う、たぶんずっと思ってたいままでも。でもそれの反面入って来て欲しくなかった。間に入り込んできて、俺のせいでまた誰かが傷つくのにはもう耐えれないから。ほっといて欲しいのかもしれないなにもかも。
はぁ、俺って性格悪いな。
ショートホームルームが始まる前にトイレ行こ〜
俺は席をたちトイレへと向かった
そしてトイレを済まし外に出たときだった
「しゅーん、笑笑」
「来ると思った
これだけは約束しろ、絶対に。
だいちには手を出すな。」
「てか俺なんも言ってねぇじゃん笑
そしてそれをなんでお前がそれ決めるの?笑
まぁーいいや、とりあえずお前放課後暇だろ?家に帰ったら犯されるだけだろどうせ?笑
それにほら、顔の傷に、、、
その瞬間こいつは俺の服をめくりあげて
今日の朝くそ親父につけられた傷をゆっくりと触った
「やめろっ、、!!!!」
「あ"?口答えすんじゃねぇよ?
まぁーいい、ここじゃあ、色々めんどくせぇ放課後別館の第1倉庫でまってるからな?わかったか?来なかったらどうなるかわかってるよな?笑」
「.......」
「じゃっ、またあとでなー笑」
そう言いあいつは去っていった
体の力が一瞬で抜け、俺はその場にしばらく座り込んでいた
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