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大失敗の始まり
私は都内に住む、清川正美(23歳)
職業は小さな建設会社の事務。
ごく平凡な女である。
住んでいるのも働いているのも、都内ではあるが、山が近くにあるような、どちらかと言うと田舎の方に住んでいる。
駅前だけは賑やかな飲み屋も多く、私は良く帰りに、行きつけの居酒屋やBARに寄って帰る事が多い。
特に休みの前の日は、かなりハメを外してしまうこともあり、2日酔いなんて、しょっちゅうだった。
その日は、とにかく仕事でミスを連発してしまい、上司には何度も何度も怒られ、完全に魂が抜けた様に落ち込んでいた。
はぁ~
自然とため息が出る。
「何で私って、いつもこうなんだろう。。」
落ち込んでいたが、いつもポジティブな私
「だけど、気持ちを入れ換えて、明日から3連休だし、嫌な事は忘れて飲み明かすか!またマスターに愚痴でも聞いてもらおうっと。」
何だか元気が湧いてきた。
気持ちはウキウキワクワクしてきた。
その気持ちの理由は、その行きつけのマスター。
大人の色気ムンムンのイケメンマスターなのだ。
いつも、落ち着いた雰囲気で話を聞いてくれて、私を褒めてくれる。
そんなマスターにいつも元気を貰う。
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