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ボクのお父さんはケイサツカンだ。
ケイサツカンと言っても交ばんにはいない。
ケイジでもない。
ショウコ、と言うものを集めるカンシキで仕事をしているそうだ。
ある日、家にいたお父さんのスマホが鳴った。
「そうか、ゲソコンが出たか!」
お父さんは、そう言って夜ごはんも食べずに家を出て行ってしまった。
お母さんはお父さんが食べなかった夜ごはんにサランラップをしながら、ハァーとため息をついてボクに寝るように言った。
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