終わりを告げる・・・

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終わりを告げる・・・

過去の千樹()によって元の世界に帰還した俺は目を見開いた。 安堵した・・・。 【バケモノ】と化したいつかさんがすぐ目の前にいる。 殺されるかもしれない・・・それでも俺はいつかさんが目の前にいることに喜びを覚えた。 何故なら・・・別世界の過去でいつかさんを(うしな)った哀しみに比べれば、こんな修羅場など取るに足らないものなのだから。 そして俺は・・・ 【バケモノ】と化した・・・ いつかさんへとこの身を投げ出した・・・
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