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「界人ははやく新しい恋を見つけた方がいい。」
「うん・・・・」
「てか、好きな人なんか、そうそうできないよね。でも、スキルをあげるのはいいと思う!」
「スキルを上げる?」
「界人は経験は?って、そんな話を聞いたことないからな~処女でしょ?」
「え?ええええ?」
「界人がタチって感じしないし」
「大学二年でそういう経験とか0だよ!瑞基は年上の彼がいるから経験豊富だと思うけど」
そう言って口をとがらす
「やっべっ、界人かわいい!こんな良質で毛並のいいネコが未経験とか」
「べつに、いそいで経験とかしなくても・・・・・・」
その言葉に、瑞基はぶんぶんと首を横に振って
「ショック療法だね!グラントには優良物件って言うのがいて」
急に不動産のような話になって、困惑していると
「優良物件って別に賃貸マンションとかじゃないよ、グラントの抱かれたい男、三羽烏ってのがいてさ」
「ムチャはしない、安心安全で界人に大人の階段を上らせるのに安心して任せられる人って感じ?」
「感じ?って、なんで疑問形なんだよ」
「気持ちはありがたいけど、そいういうの急いでどうのってないからさ」
「まっ、そうだよな」
自分で言って言っておいてなんだけどと言って二人で笑った。
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