電脳空間

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暗闇の中、一筋の光が走る。 物凄いスピードで延びてゆくそれを 追いかけて、追いかけて、追いかけて。 無数に枝分かれするそれぞれを 駆け抜けて、駆け抜けて、駆け抜けて。 プツッ。 無数にあったそれらのラインが 消えてゆく。  プツッ、プツッ、プツッ。 暗闇の中に僕だけが 取り残された。
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