過去に想う

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10歳の頃の自分は夢に向かって歩いていた 毎日が新しい発見で輝いていた 未来に不安なんてまるでなかった ただ目の前のことに夢中になれた 20歳の自分は子供の頃に戻りたかった 歳を重ねていくにつれて現実を知った 幼い頃に憧れた未来は 日々を無為に過ごした者には 決して訪れないことを理解した そして30歳になった今 後悔した過去を受け入れて 理想と現実の両方を汲み取って 新たな未来図を描くことができるようになった それは成功する保証はないし 無駄な時間を過ごした日々は消えない でもこれまでの経験がなかったら 今自分の中にある1つの答えには 辿り着くことはできなかった 現在の目標にとっては無駄な日々でも 今日の自分に至るまでに使った時間 それは人生にとっては無駄ではないはずだ これまでの足跡を振り返って 少し戻って違う道を選ぶこともできる これから先目標が変わることだってある だから今は一歩を踏み出す 人は何もしなくても何も考えなくても ゴールに向かって歩いて行くのなら 意味のある一歩を 自分の歩きたい道を進んで行きたい ゴールに辿り着いたとき その足跡に満足できるように
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