流行りに弱い

オンライン飲み会

オンライン飲み会をしようと言い出したのは誰だったのか、続々と賛同のレスポンスで欄が埋もれていくLINEをただ眺めていた数日前の私の姿が懐かしい。

『オンライン飲み会』という言葉が新型コロナウイルス感染と拡大しつつある現状の今、巷で流行しているので、みんな一度はチャレンジしたいと思うのだろう、私たちもそういうノリだったのだ。

そして、他人事だと思っていた私はただのバカである。

オンラインということは、自分と背景が相手側にも映るのだ。

それも、友人たちに、である。

オンライン飲み会開催当日、同棲中の彼氏から突然残業になったとLINEしてきた。

オンライン飲み会の時に彼氏にどう過ごしてもらおうかな？と考えていた私にとっては、その連絡は吉報だった。

安心した同時の自分を殴ってやりたい。

彼氏の仕事が最近忙しくすれ違いの生活だったのだ。

彼氏のLINEを読んでから、オンライン飲み会があることを伝え忘れていたことを思い出したが、結局彼氏は残業になったのだから一々報告することではないと考えてしまった。

それでは。

いざ、オンライン飲み会開始である。