アタシがゴリラと呼ばなくなった日

アタシの紹介

　アタシ、雨宮沙羅。高校1年。入学式があったばかり。入学式のときに加蓮に話しかけられてから、アタシのリア充生活？は始まった。

男子に話すのが中学まで無理だったアタシも、加蓮のお陰で徐々に話しかけれるようになった。

加蓮というのは瀬戸加蓮っていう明るいダチ！加蓮と友達になれてよかった。

加蓮のお陰で話せる男子は2人。

一人目は青富留希。フットボール部所属予定だけど細くてカッコよい。だけど、ちょっと自由人すぎる。そのテンションについていけない人が多いけど、加蓮はそのテンションが好きらしい。

そしてもう一人は

「お前、数学の課題終わったか？」

「終わってないよー！」

「ちぇ、見せてほしいと思ったんだけどなー。」

「見せてほしい前提だと彼女できないよ。ゴリラ。」

「そうだよ！！沙羅の言うとおりー！」

「なんだよ？いらねーよ！彼女なんて…。」

そして私に話しかけてきたのは、ゴリラこと田中玲音(たなかれお)

私の学校珍しくプロレス部があるんだけど、そのプロレス部志望の男。

プロレス志望で体格が良くてアタシのダチ。

今度、ゴリラと加蓮と青富で遊びに行く。