10
1/1
読書設定
目次
前へ
/
38ページ
次へ
10
ぞっとするような殺気が奥の間に流れてきた。と思った次の瞬間、ギラギラした瞳に、あちこち血しぶきをはね散らかした兵士たちが、騒々しい音をたててなだれ込んできた。シロガネが立ち上がり、大きな鉤爪で一人の兵士を薙ぎ払った。クロベニの纏う煙幕が大蛇の形を成し、兵士に襲い掛かったと思ったら、振りかぶった大剣を叩きつけられて吹き飛んだ。奥の間には一気に血のにおいが充満した。双子は、息をのんで固まった。
/
38ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
495(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!