主人公決意する

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主人公決意する

仮にもしも王子様と出会ってしまった場合は そうだな、今からでも遅くはないが剣術を学ばないと この世界は異世界なので魔法なども使えるが悲しい事に俺は魔法の方は点で才能がなかった だったら魔法がダメなら剣術を習って騎士団に入らないと 万が一断罪されたときに魔物に襲われても自分で生きれるようにならないと 問題はあのお母さんだ、俺が傷ついたりすると慌てる まあ、彼女にとって所詮お父さんの気を引くために俺を育ててるだろうけど お母さんはお父さんことグラ―トン公爵の第二妻であって政妻ではない この世界は女性が非常に少なく男性でも妊娠可能なため男性の伴侶を取っている人も多い お父さんの政妻は男の人でお母さんは政略結婚で嫁いだのだ お父さんは元々お母さんに興味はなかったがお母さんのお父さんに押されて仕方なく結婚したらしい そう思うとお母さんも気の毒だなって思う、まあ仕方ないよなこれが貴族だし そして見事に俺はお母さんの外見を取ってしまった唯一お父さんと似ているところは目の色が同じエメラルド色だってことだ 他の髪の毛はお母さん譲りの赤髪だし それはさておき、騎士になるってことを決めたからにはまずはダイエットしないとな なにを隠そう俺はこの世界でもデブだった、誰にも自分を見てもらえなくストレスがたまっていた俺は食べまくって見事にふくよかになっている ゲ-ムでは俺はそのまま成長したから婚約者である王子に見向きもされず嫉妬で主人公をいじめてしまう だが、ここはゲームの世界じゃないし現実の世界だ絶対にあんなエンディングにはさせない よ-し、頑張るぞ さてと、まずは俺の執事に報告しないと いつものようにベルで俺の執事を呼ぶことにした
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