主人公決意する

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トントン 「お呼びでしょうか?ダリア様」 そう言って入ってきたのはイケメンな青年だった 青い髪の毛に青い瞳がとってもきれいで印象的だ 彼も攻略対象の一人で名前はルーカス・グリッドだ。悪役であるダリアのお世話係を彼が5歳のときからやっていて彼のことはもちろん嫌っている主に性格のせいで。 今までのダリアは彼のことを奴隷のように扱ってた いつでも呼び出しては自分でやれるようなこともやらされてた。昔のダリアといえばめんどくさがりやだったのだ ゲームの本編では主人公の暗殺も頼んでいる、なんて残酷なキャラなんだよダリアはまじで これからは彼にあんまり関わらないようにしないと ダリア「ルーカス、母上の所に行きたいから一緒に行ってくれ」 こればかりはしょうがない、だってあのお母さんが俺一人では屋敷内ウロウロしないようにって言ったんだもん はあ、ダリアがこんな正確になてしまったのは過保護すぎるお母さんのせいかもしれんな するとルーカスは一瞬は嫌そうな顔して ルーカス「ハア、わかりました」 まあ、嫌なのはわかるけどこうも嫌な顔をされると良い気分ではないな まじでこの顔を見たくないし関わらないようにしようと 広い屋敷の中を歩いてたらやっとお母さんの部屋の前についた トントン セシリア「はい、」 ルーカス「奥様、ルーカスでございます。ぼっちゃまが奥様とお会いしたいので連れてまいりました」 セシリア「あら、そうなのね入りなさい」 中に待ってたのはさっきの綺麗な女の人こと俺の母が居た ダリア「お母様、お話があります。二人で話せますか?」 セシリア「貴方がお話、珍しいわね良いわよ。みんな下がって頂戴」 その場に居た者はすぐさま部屋から出ていく ダリア「ルーカスも下がってくれ」 ルーカスはあくまで俺の執事だから俺の支持を待ってたらしい そういうところは真面目だよな、いくら嫌いな相手でも命令には従うというのはカッコいいと思う さてと、このお母さんにどう切り出そうか緊張する
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