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タロと雑談してると
ロボットが僕達の席で止まった。
ふえっ!ロボットが運んでくれるの!?
もう人間要らないじゃん…
文明の発達にショックを受けながら
うどんを受けとる。うどん大好き。
うどんを啜りながら食べる。
ふと、タロの方を見るとお弁当を食べてる。
「タロ、お弁当だったの?
付き合わせちゃってごめんね?」
きっと教室で食べたかったよね?
「そんな事ないよ!(これから楽しみが腐腐腐…)たまには食堂で食べたかったし!」
「なら良かったけど…」
優しいなタロは。とか思ってたら
段々生徒達が増えて騒がしくなってきた。
早く食べて教室に戻った方がよさそう。
ちょっとペースを上げて食べてると
「「「きゃあぁぁーーーー!!!」」」
なっ何事!?
鼓膜破けそうなくらいの黄色い歓声が
食堂に響く。
ビックリして噎せる。
ゴホッゴホッぉ!
「ユキちゃん大丈夫!?」
タロが背中を摩って水を差し出してくれた。
気管にはいったかも、水を口含んだ所で肩を叩かれたので振り向いたら
朝、道案内してくれた副会長さんが。
「朝ぶりですね雪兎君。会いたかったです」
会いたかった??
その後ろから歩くフェロモンみたいな
色気漂うスーパーイケメンがアラワレタ。
髪はミルクティー色で瞳は赤茶色…
吸血鬼みたい。自分も人の事は言えないが。
でも、何処かで見たような気がするんだよなぁ…。
「麗。こいつか?
お前が惚れたっていう転校生は…」
ホワッツ!?今なんて言った?惚れた!?
その人の方を振り向いたら
急にまたむせ返ってきた。
ぶふおっ!!!
やばいよ!やばいよ!!
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