恋愛シミュレーションゲームを作りたい

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恋愛シミュレーションゲームを作りたい

 取り合えず今の段階で私が作ったことがある恋愛シミュレーションゲームのプロットみたいなのを引っ張り出そうと思いましたが、面倒になったので思い出せる分だけでいきたいと思います。 【タイトル未定】  恐らく一番多くの人が関わったプロジェクト。ゲーム製作チームの名前は『いもけんぴ』。どうやって名前決まったのか忘れてしまいましたね。  分筆していたので、改めて全体の完成度を考えると割と全然だったかもしれません。上記の通りゲームのタイトルとかも決まっていないし。誰ですか監督は、しっかりしてください。私です。すみませんでした。 『春から大学生の主人公。高校では野郎ばかりの、それはそれで楽しい青春を送っていたが、大学では彼女を作って青春を味わいたい!  しかし、適当に大学を選んでしまったせいで気付かなかったが、この学校は日本語話者が数%にも満たない国際学校だった!  国際学校だけあって皆の使う言語はバラバラ。これでは彼女を作るどころか、友人を作るのにも外国語を勉強するしかない。こうして主人公の前途多難な青春が始まるのだった……』  英語、中国語、ロシア語……みたいな感じで、特定のヒロインには対応する言語があり、 【彼女を作るためには、対応する外国語の勉強をしなくてはならない】 というコンセプトのゲームでした。  基本的な行動としては【勉強】【出かける】【休む】のコマンドがあって、【勉強】では言語レベルの経験値が得られ、【出かける】ではヒロインの好感度を上げられ、【休む】では行動ゲージが回復する。  【出かける】で起こるイベントや、定例イベントでも言語レベルの経験値は得られるが、レベルMAXにはならない程度の経験値量。  各言語に言語レベルが設定されており、言語レベル1(初期状態)では原文、レベル2では簡単な言葉だけ日本語訳、レベル3で日常会話はできるくらい、レベル4で全文直訳、レベル5でスラングの理解や意訳もできる、みたいな感じ。  適当な例を挙げると 英語Lv.1「You are good at polishing apples」 英語Lv.2「あなたは良い polishing リンゴ」 英語Lv.3「あなたはリンゴを磨くのが上手です」 英語Lv.4「あなたはリンゴを磨くのが上手です」(今回は特に難しい単語がないためレベル3と同じ) 英語Lv.5「あなたってゴマ擦りが上手なのね」  それに対する主人公のレスポンスもレベルによって翻訳されます。  ヒロイン攻略のためには『勉強』をしなければいけないが、バランスを間違えて『勉強』ばかりし過ぎると好感度が足りなくて失敗する(灰色の青春エンド)  救済要素として、プレイヤーが外国語に堪能であれば、あるいは現実で勉強すればゲーム内で勉強コマンドをする必要はありません。適宜Google翻訳(カンニング)するのも一応ありです。また、英語は初期レベルが少し高いこと、周回時に言語レベルを引き継げるというものがあります。  取り合えずこの時点で欠点がいくつかあって、まずは、翻訳システムの弊害でキャラが立たない。正確に言うと、キャラが立つのに時間がかかる。恋愛シミュレーションゲームとしては割と致命的ですね。  それから欠点というか、調整をどうするのかとかも決まっていませんでしたね。言語レベルがアップするのに必要な経験値量とか、仮に言語レベルを5にするとして、対応のヒロインのエンドに行くために何回好感度調整を間違えていいのか、とか。  ゲーム難易度としては、他のヒロインに脇目も振らずに一途であれば普通に攻略できる予定でした、その辺りの調整が、ギャルゲーをやったことがないので分からないのです。経験不足ですね。
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